4.再会&ボールの顔面突撃 ページ4
そう言って担任は席を指した。隣の席だとは運がいい。
あいつは寝ているみたいで僕は小さな溜息をつき、
あいつの前まで行き、ゴンッと効果音が付いてきそうな程の勢いで
拳骨をくらわせた。
その音にクラス中が驚いたようだが、笑顔で黙らせる。
田「いでっ!!」
「おい、龍…僕が帰って来たっていうのになんで寝てるんだ?ん?」
田「お!!A!お前退院したのか!」
「うん。龍達がお見舞い来てくれなかったから退屈で退屈で…
仕方ないからさっさと退院して、急いで学校来たんだけどなー…」
田「え…あ…ごめん…A……」
冗談で言ったら本気で謝られた。ホント素直だなこいつ
「…別にいいけど。あ、今日部活行くから」
田「お、おう?」
なんで疑問形なんだよ。寝ぼけてんな、このボウズ
そんな会話を小声でしながら席につくとHRが始まった。
簡単な僕の紹介を含めたHRが終わると……女子に質問攻めにあい…
廊下を歩けば、僕の顔を見るなり「キャー!目が合っちゃったー!」など黄色い悲鳴を上げ
…保健室で寝てると、女子がどうのって龍がギャーギャー騒ぐし…
気付いたら放課後
約9ヶ月ぶりの部活に行こうと体育館まで向かうと、バンッとボールの音が体育館でなく体育館の外から聞こえた。
音がする方を振り返ってみると、怒鳴り声が聞こえてきた。
うっわ〜……でけー声…こっわ…
関わりたくない僕はすぐに視線を戻し、速足で体育館に向かうはずが、目の前に影ができ___
「へぶっ」
ボールだと認識した時には、顔面に剛速球が当たりその場に倒れていた
意識がもうろうとする中でバタバタと足音が聞こえ慌てた声が聞こえた。
?「あぁぁ!!すんません!おい!影山のせいだぞ!」
影山?「はぁ!?お前が綺麗にレシーブしてればこんな事にはならなかったんだよ!」
?「俺のせいだって言うのか!?」
影山?「そうだよ!!」
あぁ……煩い…僕は今日凄く疲れそうな気がする…。いや、もう疲れてる
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ルイ - お疲れさまでした! 何年でも待ちます! 受験頑張って下さい! (2015年6月2日 21時) (レス) id: 238637b1f9 (このIDを非表示/違反報告)
杏 - 今までお疲れ様でした!とてもおもしろかったので、残念です…1年でも何年でも待つので、帰ってこれたら帰って来てくださいね!受験の事、応援していますから! (2015年5月31日 8時) (レス) id: 633a481b68 (このIDを非表示/違反報告)
じぇんとる。(プロフ) - お疲れ様です。この小説面白かったですよ。受験なら仕方ありませんよ。私も一応受験生ですし。頑張ってくださいね!この小説の閲覧者の一人として陰ながら応援させていただきます。ファイトです! (2015年5月30日 15時) (レス) id: c59c5a838b (このIDを非表示/違反報告)
月島優月@ルカ - 更新頑張って~!! (2014年11月27日 18時) (レス) id: 06c92b0f05 (このIDを非表示/違反報告)
あちゃみ(プロフ) - コノハ@超暇人さん» はい!更新頑張ります! (2014年7月11日 22時) (レス) id: 90a57d340d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あちゃみ(眼球) x他1人 | 作成日時:2014年6月18日 0時