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15話 ページ16

「っおい!!!!!!テメェ!ウサポリ公!!!人の家の前でなにやってんだよ!!!!」


「さ、左馬刻…。まあ何かあったら連絡くださいね。」


そう言って素早くドアを開けた。


「オイ!銃兎!!!テメェ何してたんだよ!!!!コラ!!!!」


バンバンと窓を叩く左馬刻さん。


すると銃兎さんはやれやれといった表情で、窓を開ける。


「近所迷惑になりますから、静かにしてください。私は暗い道を1人で歩いていたAさんを家まで送り届けてあげただけですよ。では、署に戻るので。私はこれで。」


そう言うと颯爽と走り去っていった。


左馬刻さんはまだ車の方を睨んでいる。


『さ、左馬刻さん、これから外出ですか?』


「ああ、少し用事があってな。そういえばメシ、うまかったわ。ありがとな。」


そう言って左馬刻さんは迎えに来た車の助手席に乗り込んでいった。


まさか左馬刻さんが褒めてくれるなんて思わなかったから嬉しかった。


家に着いて一郎君から貰った名刺を眺める。


お父さんのこと探してもらおうかな…。
でも今日はもう夜だし、明日考えよう。


そう思いテーブルに名刺を置いた。

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作者名:( ・ω・) | 作成日時:2018年11月14日 17時

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