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Aside
「あ、あの〜?これって、外してもらえたりとかひますか?あは……は……」
「ムリ」
「ですよねー!」
私の左の手首には……何故か手錠がかけられていた
ちなみにもうひとつの輪っかは団長の右手首にかけられている
「そんなに私と離れたくないんですか!やだもう、初(うぶ)なんですから!」
「……。」
あの、無視は辛いっす
こうなった理由は少し前に遡る
____
これは真選組から返された後の話。
「はぁ…だからお前連れて行くの賛成しなかったんだよ」
どうやら私を探すのに結構な労力を使ったらしく。
珍しく……珍しくなのか?
とりあえずまぁ不機嫌なのだ
「ほんとすみませんでした。以後気をつけます」
「信じられない」
「それはひどいです!」
そんなこと言った矢先に、私は路地裏を通り過ぎた猫を追いかけようとしたのだ
「A?ん?」
「は、はは……体が勝手に。」
首を絞められかけたのはまだ記憶に新しい
そして今に至るのだ。
「だからって、ここまでしなくても。。。」
やっぱり不安だということで、あの後手錠をかけられた
彼とある意味手がつながっているのは嬉しいが
周りからの目線が痛いしさっきから団長何も喋ってくれないし
「団長………」
「………。」
ええい仕方ない
必殺!喋らないなら喋るまでひたすら話しかける作戦!!
「団長!大好きです!なんで返事してくれないんですか!ねぇそこのお兄さんどう思いますか?好きな人に無視される気持ち!私もう耐えられなぶふふふふ」
いきなり団長に口をおさえられた
「モガモガ……」
何するんですか、と言いたいが言えない。
言えないよママァ!!!
彼はもう片方の手で人差し指を口に当て「しーーっ!!」と焦った顔で喋るな、と訴えてきた
何それ可愛いんですけど
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ADUASA(プロフ) - 綾さん» や、ほんとに嬉しいです!もうびっくりしすぎていろんな人に言いまくりたくなったぐらいですよもう…笑、これからも綾さんがほわぁぁとなるような作品を目指しますね!ありがとうございます (2018年10月1日 13時) (レス) id: 13301eef0b (このIDを非表示/違反報告)
ADUASA(プロフ) - 兎さん» ありがとうございますすすすす!これからもうちの神威(親目線)をよろしくお願いします笑 (2018年10月1日 13時) (レス) id: 13301eef0b (このIDを非表示/違反報告)
ADUASA(プロフ) - 由宇さん» コメントありがとうございます!私の妄想をつぎこんでちょっとずつ頑張りたいと思います( *´艸`) (2018年10月1日 13時) (レス) id: 13301eef0b (このIDを非表示/違反報告)
綾 - ADUASAさん» 順位おめでとうございます!!続き書いてくださってとっても嬉しいです!ありがとうございます(*´ω`*) (2018年10月1日 9時) (レス) id: fb50a2c6f7 (このIDを非表示/違反報告)
兎 - 神威大好きです!この作品の神威のキャラも好きです! (2018年9月30日 18時) (レス) id: f7d4f9a778 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ADUASA | 作成日時:2017年5月3日 11時