別に私はストーカーじゃない。【神威】

28 ページ31

Aside



＿＿＿だ、団長っ！
そこはだめです！

どうして？こんなにも喜んでいるじゃないか

そっ…それはっ……




＜パシャリ＞


「…………はっ！！！今何時！？って、え？今写真撮りました？」



どうやらあのまま寝てしまったみたいだ
やってしまったな…



「おはようA。寝起きゲット〜」

「消してくださいお願いします大好きです」

「何でも大好きってつけたら言うこと聞いてくれると思うなよ？やーだ。消さない」

「くそう」




すっかり熱も引いたみたいで携帯を片手にニヤニヤと笑っている団長




「……で、A。随分とえろい夢でも見てたみたいだけど、欲求不満かなぁ？」

「えっ、いやぁ……そ、そんなことないですよ？」



さっきまで見てた夢がフラッシュバックしてくる
声出てたのか。



「ちなみに…もちろんその相手は俺だよね？」

「は、はい」



試すような目で見つめられ肩に力が入ってしまう
うん相変わらずかっこいいよ



「なら良し。どうだった？気持ちよかった？」

「きっ……！？そんなんほんとにヤ って無いんだからわかりません！」

「じゃあ現実で体験してみようか？」

「ひいっ！心の準備がっ……」

「あはは、嘘だよ！好きな子は大事にしたいからね」

「だ、団長ぉ……ほんと大好きです一生付いていき((むっ！？！？」



ほっとしたのもつかの間
私の唇に彼のソレが落とされていた



そしてスッと離れたと思えばとんだ問題発言をこぼした




「まぁRの15ぐらいのことはどんどんしていくけどね！」

「」



　
………私、命持つでしょうか。





……………


ドアの隙間から見てた奴ら(限りなくモブ)



「うわぁ、団長我慢頑張ってますねぇ。団長なら襲いかかってもおかしくないですよ？この状況」

「よほど大切なんだなぁ。俺ならもう理性ブチ切れてるぞ」

「団長も良いところありますね」





一方

「(あいつらまじで邪魔だなぁ、気づいてるんだよ視線が強いんだよ。あとで絞めよう)」

「団長？すみません殺気やめてもらっていいですか？本能的に逃げたい」

「だぁめ。逃げたら捕まえて俺の部屋に閉じ込めるからね！」

「は、はぁい逃げませーん」

29→←27

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す