別に私はストーカーじゃない。【神威】

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Aside





晋助さんに抱えられながらも少し吹き飛んだ体

一体何が起こったのだろうか




状況を把握しようにも煙のせいで視界が良くない





途端に、腰が引っ張られ誰かの身体の中にすっぽりと収まってしまった






＿＿＿＿あぁ、知ってる。この香り






「団長ッ……来るの遅いです！」

「うるさいな。これでも急いだの。わかったら黙っててね」

　




少しの間しか離れてなかったのに、いつもと違う場所に居た不安からか彼の声を聞くとひどく安心した


思わず彼を抱きしめていると少しだけ抱きしめ返してくれた後、動きにくいと言って離されてしまった





「随分急いで来たようだなァ、王子様？」

「大事な子が攫われたもんでね。俺のモンを奪ったそいつの気がしれないよ」

「ｸｸｯ……その俺の焦った顔を見たかっただけだっつったらどうする？」





ニヤッと両者の広角が上がりその、瞬間







＿＿＿＿刀と笠がぶつかる、聞きなれた音がした







「そんなの決まってるじゃないか。潰すだけだよ」

「おいおい本気かァ？ちょっと遊んだだけじゃねェか。………その殺気をおさめろ」

「……ﾁｯ」





二人とも武器はしまったものの睨み合いは続き、私はどうしたらいいかわからずその場に立ちすくんでいた






「A、何もされてないよね？」

「はい。超大丈夫です。ロリコンには会いましたが。」

「うんよくわかんないけどロリコンなら許してやる」

「え？」





……………



話入らなかったので切ります。

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