別に私はストーカーじゃない。【神威】

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翌日




「団長！昨日はありがとうございました！一日ずっと休ませてもらって申し訳ないです。今日はめちゃめちゃ頑張ります！」

「あぁA。全然気にしなくていいよ？全部阿伏兎にやらせたから」

「いやますます申し訳ないです」




え、なんで？と首を傾げる団長
そんな姿も可愛いッ！けど「なんで？」じゃないよ






「じゃあ、仕事に戻りますね！」

「うん、頑張れ」

「またこの下りですか！？団長も頑張ってくださいよーー！！」





なんかはじめの方にもこの下りあったわー。
というか団長が仕事真面目にしてるとこ見たことなくね？？




まぁ、いいか。←






「仕方ないなぁ。………ご褒美は？」

「ご、ゴホウビ！？」




私が一体何をしたら、喜んでくれるのか全くわからないまま固まっていると


彼はふふっ、と面白そうに笑った





「冗談。ときどきからかいたくなるんだ。……じゃあ今日は頑張ってあげようかなー」

「は、はい」

「じゃあね？」









＿＿＿＿＿＿あぁもう、心臓に悪い









最近は今まで以上にドキドキさせられてばっかりだ。






「(私もいつもより頑張らなくちゃ)」





そう決意して自室に戻ろうとした









そのとき。






「いっ！？………んん……、…………。」







角から誰かに腕を引っ張られた。

反抗しようにも強い睡眠薬か何かを匂わされ私の意識は遠ざかった








「ｸｸｯ……すまねェな。ま、後で開放してやっから」

「………。」





もう意識のないAに話しかけたその男は
カチャリ、と彼女の手首に手錠をかけ妖しく笑ったのだった

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