【そ/ら/る】悪魔と悪魔狩り少女

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まふまふ side


天月くんが何故か急いで僕を起こして、りりぃさんの家の方向へと僕を連れてく。



そんなに急がなくてもいいのに



ｶﾞﾁｬ



天「おはようございまーす。」



挨拶する天月くん。



僕もしなきゃ



「こんにちわ…」





そ「おーまふー」



ソファーで寝ていたであろうりりぃさんが眠たそうにしている。



たしかに美女だし、そらるさんが好きそうな感じはあるけど…



僕も一目惚れ、をしてしまったんだ。



認めたくない。



「本当は認めたくないですけど」



なんで、この子に一目惚れしなきゃいけないんだ。



「そらるさんの幸せのためなら…幸せに…」





『は？』





「へ？」





『は？』





「え…？」



疑問が続く。



『勘違いされちゃ困るんですけど』





「えっと？」





『僕とそらるは付き合ってないし、これからも付き合う予定なんてないし』





「え。」



あれ、天月くん？！



りりぃさんとそらるさんって付き合ってるんじゃ…？



そ「そんな事言ってるのもいまのうちだから」



そらるさんはりりぃさんに抱きつく。



『やめろ、きもちわるい』



そらるさんを引き剥がすりりぃさん



そ「ひどいなー」





天「なーんだ、てっきりもう初夜を過ごしたのかと」





『ないない』





「し、初夜…///」



初夜って…夫婦が初めてする…アレだよね…？



『あはは、まふまふさん真っ赤笑』





「な…」



ｹﾞﾗｹﾞﾗ余裕そうに笑うりりぃさん。



『そらるよりまふまふさんの方がいい』



ﾄﾞｷ



そう言いりりぃさんが近づく。



こんなときにもﾄﾞｷなんて思ってる僕はおかしいと思う。



天「そらるさん、まふくんにとられちゃいますよ」



…僕が奪ってもいいんですかね？



「りりぃさん…」



僕に…



『ん？』



Aさんを奪う権利なんてあるのかな…



と思いつつも、さっきの返事をしよう。



「…本気にしますよ？」





そ「はぁ？！」



最初は何もかもすべて反対だったけど、僕も好きになっちゃった…



『まふまふさん…それ本気？』



覚悟してくださいね



そして



負けませんよ、そらるさん。



「本気ですから」

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