【進撃の巨人】憲兵団女兵士長の傷2 (ページ10)

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ヤキモチ～35～ページ10

ユウキside

今日は流れ星が見えるほど夜空が綺麗だ。

Aと一緒に見ようと思ったけどもう消灯時間を過ぎていたので会えなかった。

まぁ、アイツもベランダにいるだろう。昨日もいたしな。

そう思いベランダへ急ぐ

Aと流れ星を見るなんていつぶりだ？

少し嬉しい。

いや、かなり嬉しいけど。

ベランダのドアノブに手をかける。すると、

誰かの話し声が聞こえて来た。いや、泣き声だろうか？

ゆっくりと気づかれないようにドアを開ける

そこには信じられない光景があった＿＿＿＿＿＿＿

A『リヴァイ…兵士…長……ﾋｯｸ...す、すいま…せん…ﾋｯｸ...』

リヴァイ「大丈夫だ。泣きたいなら泣けばいい。泣き止むまで俺がついてる。」

なんでAは抵抗しない？

なんで。

なんで。

俺にはなんで何も言ってくれないんだよ。

泣くようなことがあるんなら、

俺に一番に言ってほしかった。

ずっとずっと好きだった。

今もそうだ。

なんでリヴァイ兵士長に触れられても何もなかったんだよ。

Aの

一番、頼りになる人なりたくて

一番、そばにいたくて

それは

自分じゃなきゃ…

イヤなんだ。