【進撃の巨人】憲兵団女兵士長の傷2 (ページ23)

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Asideに戻ります。

どうかこの部屋に………

誰もいませんよーに！

以外と厚い板のドアで、ゆっくりと開ける

すると、そこには…………

A「え……………」

ﾑｼｬﾑｼｬと気持ち悪い音をたてながら必死に男の人と思われる死体を食べている巨人と

クローゼットの前に立ち、私の方を見る2体の巨人がいた。

あ……………もうだめだ。

こんな狭い部屋で2体もの巨人を相手にできるはずがない。

するとクローゼットの中からすすり泣く声が聞こえた。

もしかして……子供？

なら、助けなきゃでも

もう巨人が近づいてきている

巨人が大きな口を開け、襲いかかる

その前にうなじを削ごうとしたが部屋の柱にあたり、

そのまま転んでしまった。

あ……こんどこそヤバい……

こんなところで死ぬのか……短い人生だったなぁ

でもクローゼットの中にいる子はまだ……ちょっとしかこの世界のことを知らずに死ぬんだ……

この世界にあんな綺麗なに星があることを

この世界にあんなに綺麗な夜空があることを

この世界にあんなに素敵な友達がいることを__________

ここで、死んでは行けない。

あの子を助けて、生きる

周りがどんなに絶望で満ちていても、

兵士でいるかぎり

人の命を守る義務がある……。

巨人に部屋の隅まで追いやられる

幸い、もう1体の巨人は、まだ人を食べている

でも………どうすれば…………

巨人が私を掴もうとした

その瞬間

突然ドアが大きな音をたて開いた。