【ツイステ】オクタヴィネル寮のシャチ先輩 part2【男主】

Episode.36_2 ページ21

よく見れば、マジフト場…つまりコロシアムでは砂嵐が起こっているのが見える。
つーかお前移動早くね？？？





「いつでもあなたに最新情報を！無料で提供いたします。」





どこぞのニュース番組のキャッチコピーみたいなことを云って、ジェームズは再び偵察に戻った。
まぁ、いつマジフト始まるかくらいは判らないと不便だもんな。
結構ありがたい。


こういう時のジェームズは頼りになる。

半端ないタフネスだからな。
それにしてもまたオバブロか。監督生たちがいるところではやっぱり何か起こるらしい。
決して良くはないなにかが。





『…………本人は巻き込まれているだけかもしれないが。』





まぁ、そんなことは重々承知している。
然し、彼自身も異分子である。
いつだったか、顔を顰めて”平穏が脅かされそう”だといったハクを思い出す。

本当だな。
と考えながら、ハクと少し雑談をした。




オバブロした後にマジフトってキツ過ぎない？
いや、反則行為だから学園長に怒られるだろうか。
出場停止くらいの処分は下りそうだが。

まぁ全て憶測なのでジェームズに詳細を聞きたいところだな。



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≪真実の予言(トゥルゥー・プラァファシィ)≫

発動してから最大一時間先までの未来が見える。
然し、とてつもない情報量を一瞬で絞り込み、必要な情報を取り出すのはかなり大変。
反動として、一時間経過してから少し時間が経つと頭痛と吐き気に見舞われる。



≪そこには誰も居ない(ノー・ワン・ゼェア)≫

姿、気配、音など、存在を認知するのに必要な情報をすべて遮断することが出来る。
効果範囲は自分単体。かなり精度が高い隠密魔法。
彼が触れたものや人も、同じ効果を起こすことができる。

然し、時間制限がありその効果は最大三十分。

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