【あんスタ】鳴上くんのお兄さん

第１２話　続 ページ16

司「『DDD』での敗北のあと、私達『knights』は心を入れ替えて奉仕活動などを続けてきました」





苦労を、レオくんが判ってないんじゃないか。
と司くんは言う。


それは違うよ。
僕は話を聞いただけだけど、レオくんがとっている行動は理解できる。
否定できるが、別に今口をはさむ必要はないので黙っていることにする。





嵐「王さまは作曲の天才。あの人の用意してくれた曲で、武器で。アタシたちは快進撃を続けてる」




司「・・・っですが・・・、勝手にどんどん仕事をとってきて、高見の見物を決め込むとは」




煮え切らない様子の司くん。
最後まで言い切らないうちに、聞きなれた笑い声が入ってきた。
・・・窓から。



一斉に目を向ける。





レオ「話は全て聞かせてもらったぞ！」





神出鬼没だなぁ、と呑気に思った。
僕は”ジャッチメント”のことを知っているから別に・・・という感じなのだ。

話しかけた司くんに、レオくんは誰だお前。と真顔で返す。



今の『knights』は、アットホームな感じがする。
けど、レオくんがした評価は”腑抜けている”。





レオ「来週あたりにデュエルをするから」





＿＿ジャッチメント開催宣言。
動揺した表情を浮かべる『knights』のメンバーに、僕は口角をあげた。
僕は『knights』のサポートメンバーだし、ユニットが潰されるのは勿論嫌だけど。


今回は、『ナイトキラーズ』にまわらせてもらう。
試したいのは、僕も同じなんだ・・・♪

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