【ツイステ】モブがモブと名乗っているのに何故か有名になる話

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そんな風に平和に過ごしていたのだが……。




『諸君!!! あそこを見ろ！』





事件が起こった。
俺が指差した先に居たのは、ケイト・ダイヤモンド先輩だった。
七人も気付いたのか、青ざめた。

当のケイト先輩は、所謂逆ナンをされている。



なぜあんなチャラ男がモテる……？？と言った鈴木。山田が失礼だろうが!!と彼をシバいた。





「マズい…………」





そう呟いたのはモブ山だ。
人一倍面倒ごとが嫌いな彼が、嫌な予感を感じとったらしく顔を顰めた。


その瞬間。
ケイト先輩が駆け寄ってくる。
わっつ？？？？

全員では？という顔をして顔を見合わせた。
女性たちも勿論ついてくる。




「ごめんね〜。オレ、この子たちと待ち合わせしてたんだ。」





モブ二郎の肩に腕を回し、そういった先輩。
モブ二郎は顔を真っ青にして、早く離しやがれと言いたげに先輩を睨んでいる。

数分たった後、女性たちは去っていった。




「巻き込んじゃってごめん！」





そう言って謝ってくる先輩。
解放されたモブ二郎は、モブ野郎の背中に隠れている。





『いえ。では。』





と簡潔にいい、八人でその場を急ぎ離れた。
後ろで、折角会えたから記念に写真撮りたかったのに…という声が聞こえて思わず八人で早く逃げてよかったとガッツポーズをした。



それからは、ケイト先輩を避けてアトラクションを回り、NRCに戻った。




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ツイステの世界に遊園地は存在するんだろうか……()

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