2 19xx.8.15. ページ2
今日は8月15日だ。
学校は夏休み中で無い。
宿題なんかもやる予定は無い。
いつもなら家に引きこもってゲーム三昧。
友達も家族も僕を嫌うんだ、弱いから。
だから僕はこの夏で皆とお別れしようと思う。
でも、その前に行ってみたい場所があってね。
「旭ヶ丘」
都市伝説のようなものだ。
夏の間だけ行けるらしいんだ。
でも、そこには人も動物もいるんだとか。
見つけないままサヨナラなんてもったいないだろ。
準備なんかほとんどしてないけど、
お金とケータイだけでも平気だろう。
見つけ方は「森の奥深くまで行って帰ってくる」
田舎に住んでるから、そんなの簡単だ。
でも、そんな話ただの作り話だろう。
都市伝説なんて試したって大抵は何も起こらない。
試さないよりはマシなんだろうけど。
今日はしっかり休んで明日に行こうか。
「夏の噂話に耳を傾けていた」
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作者名:風上 神風 | 作成日時:2018年2月4日 16時