標的 ８９ ページ1
「ああ、千種ですか？」
ガタ…と僅かな物音に気がついた骸が声をあげる
よく気がついたな
「！」
室内に入った瞬間、千種はどさっと倒れる
「骸、救急箱とかってある？」
「えぇ、そこに…………当たりが出ましたね」
犬も千種の帰還に気がついたのか、部屋に入ってくる
「千種きましたー？あら！」
しゃがみこんでじろじろと千種の怪我を眺める
ごめん犬、そこいると邪魔だわ
「っひゃーだっせー！血まみれ黒コゲじゃん。レアだよレア……っひゃ、血ぃうっまそ！」
獣か！
「噛むな犬！」
「ちょっと犬、手当てしてるのに傷増やそうとしないでよ」
ボクの言葉が効いたのか、骸の言葉が効いたのか
どっちかはわからないけど、犬はピタと止まった
「気を失ってるだけです。ボンゴレについて何もつかまず千種が手ぶらで帰ってくるはずがない。目を覚ますまで待ちましょう」
「あ、起きた」
六道骸様、と
ご丁寧にもフルネーム+様付けで名前を呼びながら千種が起き上がった
同時進行で眼鏡をかけ直しながら
「おや、目を覚ましましたか？三位狩りは大変だったようですね、千種」
「ボンゴレのボスと接触しました」
「そのようですね。彼ら、遊びにきてますよ。犬がやられました」
犬は少し前に山本を襲いにいった
そっかー、ツナ達もう来たのかー
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 295人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「トリップ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅夜桜(プロフ) - 待って待ってwww骸に向けて薬指出したのww小指じゃなくてw早く堕ちろってかw (2018年4月14日 23時) (
レス) id: 76ed65e459 (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 更新ファイトです！面白いですよー。 (2016年4月6日 0時) (レス) id: b4cf6facbb (このIDを非表示/違反報告)
藤茶 - アサヒさん» 更新楽しみに待っています！ (2016年2月21日 14時) (レス) id: fc058c5266 (このIDを非表示/違反報告)
cat(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく拝見させていただいています！早く続きがみたいです！！更新頑張ってください！応援してます！！ (2015年12月5日 15時) (レス) id: b7517d6e3c (このIDを非表示/違反報告)
束(プロフ) - あ、今更ですか？ごめんなさい。 (2015年11月26日 14時) (レス) id: fbf5177267 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
