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No side
「 ちょっとケイト先輩！A行っちゃったじゃないっすか！」
「 あはは、ごめんごめん。でもよく撮れたのはホントだしさ 」
Aがその場から離れて寮へ戻ってしまった直後。
その事にエースがケイトに文句をいえば、当の本人は悪びれもなく軽いノリで謝罪を口にした。
「 ……コホン、彼の事はひとまず置いておこう。今はレオナ先輩達をどうするのか作戦を立てるのが先だよ 」
そんな二人を、リドルは険しい表情を浮かべながら咎める。
小さな赤の女王の声で、すぐ様作戦を立てる話題になった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
side A
不本意にも精霊力を使ってしまったあの日からから少し経ち、今日はマジカルシフト大会が開かれる。
( ……コロシアムへ行きたくない )
ベットから見える窓の隙間から一筋指す日差しが眩しく、少し顔を顰めた。
カーテンを開けてみれば、外は雲ひとつない晴天。
外はからりとしていて気持ちよさそうなのに、俺は朝から非常に憂鬱な気分である。
少し前にマジフト大会には出るつもりは無いと言ったと思うが……つい昨日、イグニハイドの選手の一人が体調を崩し寝込んでしまったのだ。
原因は知らないが、さすがにあの容態では大会に出場は不可能。
……それで、何故か寮長にその選手の代わりに俺を指名してきた。
＊＊＊＊回想(ほぼ会話文)
『 ……お断りします 』
「 デ、デスヨネ〜……でも、そこをなんとか！！」
『 ……そもそも何故俺なのですか、マジフトなんて授業で少しやったくらいで、この学園に来て初めて存在を知ったくらいなのに。他の先輩たちの方が適任でしょう 』
「 そ、それは分かってるんだけど……前に偶然グラウンド見てたらAがめっちゃ上手く箒乗り回してたから、いけるかなぁ……と思いまして 」
『 ……一年合同のマジフト練習授業のことでしょうか。そんな対したものではないですよ 』
「 ……いやいやいやめっちゃ上手かったのですが……？！と、とにかくマジフトは明日！勝敗とかどうでもいいし、あくまで人数合わせみたいなものなんで……頼みます！」
『 ……近いです、寮長……分かりました。そこまで言うのなら 』
＊＊＊＊＊
初めは嫌で断るも、寮長の怒涛のお願いラッシュに押され半ば無理やり選手として出場することになった。
いくら自分が副寮長とて、寮長には敵わないだろう。
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いにみっちょ(プロフ) - 初めまして、読みやすくて続きが気になるお話見つけて嬉しくてコメントさせていただきました✨更新楽しみにしてます。 (2022年11月12日 19時) (
レス) @page38 id: 2cf0cd68b6 (このIDを非表示/違反報告)
トムジェリ(プロフ) - 更新ありがとうございます！！続きも楽しみにしています！！！ (2022年10月31日 9時) (レス) id: cc774e2595 (このIDを非表示/違反報告)
runva - この主のキャラ好き…‼更新待ってます‼ (2022年6月25日 22時) (レス) @page37 id: b1b697b532 (このIDを非表示/違反報告)
ねこさん(プロフ) - 更新おめでとうございます！久しぶりや〜ホンマになぁ。一匹狼かっこいい…！ジャックと気が合いそうな気がしなくもないですね！オミクロンと567には気を付けてください！ (2021年12月3日 12時) (レス) @page25 id: ab4164b541 (このIDを非表示/違反報告)
ハル - 出張頑張ってください！ (2021年11月24日 17時) (レス) @page24 id: b8d28e8162 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝霧。 | 作成日時：2021年11月13日 17時
