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｢大丈夫ですか、テミニヒョン…｣
｢うん。あの子のは、お母さん独り占めしたい、みたいなモンだから気にしなくていいよ。｣
悠太はよく分からないと言いたげに眉を下げ、本当に困った表情をした。先輩グループの難解な人間関係に見えたかな。彼の視線は次の言葉を探すように、スタジアムにぎっしりと並んだパイプ椅子を見下ろした。その間、テミニはこちらを睨んだまま。空気はひんやりとしていて、すごく居心地が悪い。
｢あのさ、今度、ご飯、…でもどう？｣
｢え？｣
｢悠太が緊張しないなら…｣
｢マジすか？行きます行きます、サシでもグループとでも！｣
｢はは、嬉しいなあ。ありがと、また連絡するね｣
｢待ってます！連絡なかったら俺からしますからね！｣
｢大丈夫、俺からするよ〜｣
後輩に気を遣わせ悪い空気にしたのが申し訳なかったのと、ゆっくり話してみたいという思いから後日の約束を取り付けて、リハーサルの時間が近いという彼を持ち場に帰した。
そのままスタンドに腰掛け胸のもやもやとした感情に名前をつけられないでいると、次第にぴたぴたと大粒の雨が降り出し、湿気のこもった匂いがそこら中に上がってくる。
｢A｣
舌足らずな、ハスキー声。顔を上げると通路から俺を見上げる青い髪の美しい男。
テミン、がいた。
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うさみみ(プロフ) - えみ様はじめまして♪続きはまだですか？もっと読みたいです (2018年9月2日 1時) (
レス) id: 1190039706 (このIDを非表示/違反報告)
えみ(プロフ) - セティ様 はじめまして。このような文章に感想を頂き、本当に嬉しく、そして励みになります。なかなか更新出来ませんが、完結を目指して投稿致します。お付き合い頂けましたら幸いです。 (2018年3月13日 16時) (レス) id: 9d750210cd (このIDを非表示/違反報告)
セティ(プロフ) - えみ様、はじめまして。SHINeeの男主人公の物語楽しみにしております。今後、どうなるのかワクワクしております。 (2018年3月2日 0時) (レス) id: 679e7bc534 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えみ | 作成日時：2018年2月19日 17時
