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第伍話 ページ6




長時間の土下座と謝罪の意を込めた直筆の書面によって
やっと不死川さんから開放された私。

そして――――



「ほんっっっと、ごめんねぇぇぇえ!!!!」


昨夜、私の完治祝いを名目に蝶屋敷にて行われた
宴の場における被害者達に謝罪をしに回っていた。

なお、記念すべき第一回目。


「だ、大丈夫ですから!!もう大丈夫ですからっ、顔を上げてください!!」

「うるせぇ…」

「でもッッッ」

「いや俺達が恥ずかしいので」

「あっハイ……」


まずはすぐ居場所を特定できた竈門炭治郎君と嘴平伊之助君。

どうやら私を部屋まで運んでくれたのも炭治郎君に
頼まれた伊之助君らしい。さては偉いね?君達

たださすがに大声で謝られるのは恥ずかしい
と真顔で言われたのでスンッと黙りました。スンッ…


「本当にごめんね……あの自制、するから…」

「おい、コイツ絶対もう一回やるぞ。俺様のなにかがそう言ってる」

「あはは……」


ちなみに絡んでもいたらしく、恐らく二人の私への好感度
並びに信用度は今現在底が見えつつあるだろう…

だってあの伊之助君が凄い目でこっち見てるよ?
あんなに優しい炭治郎君も庇ってくんないよ?

一体どんなことをしてしまったんだ、私は……
(※不死川さんから聞いたのはあらまし程度)





己の犯した罪も曖昧に私は次の被害者を探しに向かう。


「――――あっ」

「おっ……おっおっ――――おはようござい、
 マスッ!!Aさん!!!失礼します!!!!」


すると善逸君と廊下にて僅か数秒の鉢合わせ。

不死川さんによれば昨夜一の被害者らしい。
なので諸々と謝らないとことが山祇なんだけど…



「ゑ???」


……今の反応、なに…



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リンゴ味のブドウ - え、あ、もう、好きです (2020年10月31日 20時) (レス) id: 8dfd0cadf9 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ - それな!! (2019年9月15日 23時) (レス) id: fa8cdcdbb1 (このIDを非表示/違反報告)
藍恋(プロフ) - 好きです。ていうか何があったか知りたくて眠れないです。 (2019年9月15日 20時) (レス) id: b8dca656ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:自宅警備員先生 | 作成日時:2019年9月9日 16時

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