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第参話 ページ4




善逸君を起こさないように全神経を全力で使って、
忍びに忍んで身支度を済ませて善逸君の部屋から出る。

ちなみに襦袢(ねまき)は着てたし腰も痛くない寧ろ頸後ろが痛いなぜ
でも、これでよし、大丈夫だ幸い致してはいないハズだ。

そんな根拠のない事実に内心は縋るように、けれど私は平静と廊下を歩く。


「おはようございます、Aさん」

「あっしのぶちゃん、おはようございまーす」


するとちょうど、曲がり角でしのぶちゃんとご対面。
私が手を振ると控えめ(お淑やかとも言う)に振り返してくれる。あっ癒し…

そういえば昨日まで私、蝶屋敷で療養中だったんだ。
それで確か、完治祝いとかなんとかで___


「二日酔いは大丈夫ですか?」


しのぶさんの言葉を助力に昨日の記憶をまた掘り出す。
おかげでぼーっとしていたからか、二日酔いを心配された。

………えっ、二日酔い??


「えっ……あ、はい。大丈夫です」

「?随分と歯切れが悪いですが…」

「あっいやいや、そんなことはないです!決して!」


ちょっと待って私、昨日お酒呑んだの?
あれだけ皆に止められてたのに??




………えっ、もう私が元凶じゃない?



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リンゴ味のブドウ - え、あ、もう、好きです (2020年10月31日 20時) (レス) id: 8dfd0cadf9 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ - それな!! (2019年9月15日 23時) (レス) id: fa8cdcdbb1 (このIDを非表示/違反報告)
藍恋(プロフ) - 好きです。ていうか何があったか知りたくて眠れないです。 (2019年9月15日 20時) (レス) id: b8dca656ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:自宅警備員先生 | 作成日時:2019年9月9日 16時

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