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宮「え?」
玉「……どうしよう、宮田」
宮「え?!ちょ、ちょっと待って??
朝起きたら素っ裸のミツが隣で寝てて
"約束覚えてないの?"っていう台詞を
ミツに言わせたの?!」
玉「そーみたい」
宮「いやいやいや…
それってやりにげされた、ッ」
ーべしッ!
宮「あイタっ」
玉「まんま言うなって…
でも、やっぱそうなるよなー」
宮「っていうか、なんでラブホなの?
玉の家に行ったんじゃないの?」
玉「俺もわかんないから聞いてんだろ!」
宮「まぁ〜ミツも久しぶり相当酔ってて
玉も玉で嬉しそうだったからね」
玉「何が、嬉しそうって?」
宮「何がってそりゃあ、」
藤「はよ」
宮「おーおはよう、ガヤさん!」
玉「おはようちゃーん」
藤「あ…玉、昨日大丈夫だった?」
玉「っぁえ?!」
宮「(笑)」
藤「??いや、昨日だいぶ酔ってたから」
玉「だ、大丈夫に決まってるっしょ」
藤「そ?なら良かった」
結局、あれから
シャワー終わって出ると
ミツがもう靴履いてて
慌ててその場所を出た
早朝7時
世間はバタバタと
学校や仕事に行く姿と裏腹に
俺ら二人だけ
違う空気の中で
ゆっくりと溶けていく
"んじゃあまた、夕方に"
そう言って
いつも通りの顔をして
いつも通りにさよならをした
だけど
あの顔を
忘れることなんて出来なくて
宮「(とりあえず、この話はまた後で)」
玉「…りょーかい」
藤「あっ玉、、」
玉「え?!」
藤「北山…酔っぱらうとたち悪いから
変なことされなかった?」
玉「っ!いや、さ、されてはない…(はず)」
藤「そっか(笑)昔の事だけど、
マジで本気の腕相撲とかやらされたから」
宮「え?(笑)なんかミツらしいね〜
で、どっちが勝ったの??」
藤「それは、」
北「俺に決まってんだろーが!」
宮「!!あれ、ミツもう来たの??」
北「来ちゃ悪いかよ」
宮「いや、違くて!打ち合わせで
ミツは夕方からって言ってたじゃん」
北「だーかーら、打ち合わせが
時間変更になったんだよ」
宮「そっか」
藤「っていうか、勝ったの俺だから」
北「あ?俺だろ?」
藤「あの時はギリで俺の勝ち」
北「え〜?そうだったか?(笑)」
いつも通りの顔で
「玉、おはよ」
ミツはそう言った
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作者名:りこまま | 作成日時:2017年12月17日 0時