☆:* Holy Night :*☆ (ページ13)

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北「お前なー、しつけーぞ」

二「だって珍しいじゃん」

北「うるせーよ。そういうのも
　たまにはいいかなって思っただけ。」

二「ふーん」

宮「なにが？」

二「あ、宮田！ミツがさ、誰か紹介しろって」

宮「え！？」

北「俺もね～健全な男子なんです～」

宮「でも、ミツ、…」

玉「そんなのダメに決まってんでしょ」

北「ッ！！」

思い出したよ、ミツ。

確かに飲みすぎて

歩くのが面倒くなって

近くのラブホに行った

たまたま空いてた部屋は

クローゼットにコスプレがあって

面白半分でお互いの衣装を選んだ

ミツにはとびきりのセーラー服

俺にはお医者さん

ミツが本気の相撲で

負けたほうが着ようって言うから

マジでやって

俺が勝った。

玉『ミツ、似合ってんね』

北『え？』

玉『かわいー。食べちゃおっか(笑)』

北『ッ…なに言ってんだよ！
　女子が着てなんぼだろ、コレは！
　はず～//もう脱ぐぞ！！』

玉『だーめ。これきてデートしよ♪』

北『はぁ？？できるか！んなこと！』

玉『じゃあ、…いいよ。それ着なくても。

　まんまのミツでいいから』

北『え？』

玉『二人でお出かけしよ？
　約束のゆびきり』

北『…約束』

酔った勢いだったけど

心に隠しておいた本心が

出てしまった

宮田の言うとおり

ミツのことが可愛くて

目で追ってる自分を

受け入れるのが怖くて

メンバーのままで居れたら

それだけで良かったのに

あの日、こぼれてしまった

それでもまた怖くなって

こぼれたミツへの思いを

また封印した

北「玉には関係ねーだろ」

玉「関係大ありだわ」

北「っちょ、どこ行くんだよ！」

玉「もう隠さないって決めたから」

北「なんの事だよ！！」

玉「ごめん宮田、あとよろしく」

宮「はいよ－♪」

.

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－ゴンッ！！

玉「ほんとーにっごめんなさい」

北「っぅわ！？え、っちょ、玉？？」

玉「こんな事しても許されないって
　わかってるけど、俺がしたいから」

北「お前、やめっろて！！
　こんな所で土下座なんかすんな！」

玉「誰も見てないじゃん」

北「それでも、ここは仕事場！！」

玉「…わかった。でも
　忘れててごめん。っていうか、
　忘れようとしててごめん。」

北「…もういーよ。別に」

玉「全然よくない」

だってあの時ミツは

今までで１番

いい顔をした

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