love 4 ページ4
町を散策しても
それらしい手懸かりは落ちてなくて
やっぱり人に聞くのが1番か…
手当たり次第に聞いて回るほかないな
北「すみません、
この子見たことないですか?」
「おや、可愛い子だねぇ迷子かい?」
北「はい…そんなところです」
「うーん、そうだねぇ似たような子なら
何日か前に見かけたけどねぇ」
北「っ?似たような…って、あ、亜理砂の
写真見せろ!藤ヶ谷!!」
藤「え、あ、はいはい。
この子なんだけど、知らない?」
「あぁ、そう、この子だよ!
他にも何人か女の子連れて…」
北「おばちゃん、その子どこ行ったの?!」
「えっーとねぇ、確か…高台の宿に、」
北「ありがとうっ、マジでありがとう!!」
藤「あ、ちょっと、北山っ!?」
「あらら、なんだい?そんな慌てても…」
そんな、いきなり
こんなすげー情報が見つかるなんて!
もしかしたら
ただ旅してみたかっただけ、とか?
女の子同士で最近そういうの流行ってんの?
なんだよ、それならそうと
早く言ってくれれば…
いや、とりあえず
心配させた分
1発チョップだなー(笑)
あーマジでおばちゃん最高……
北「あ!すみません、ここに…」
「ん?宿泊するのか??」
北「いや、人探してるんですけど」
「なんだー、お客さんじゃないのか…
せっかくここ数日は忙しかったのに」
北「え…宿泊客、もういねーの?」
「あぁ、ちょうどさっき、
船で出てっちまったよ」
北「マジっ、"さっき"ってどれくらい!?」
「え?あぁほんの1時間くらい…
って、お、おい!アンタっ?!」
嘘だろ…
いや、まだ間に合うかもしれない
まだ1時間なんて
そんな経ってないし
それに、
何人か
残ってるかもしれないっ
くそ、なんでだよ!!
こんな近くまで来て
また振り出しなんて、
たった数時間
早くたどり着いてたら
ミナミや亜理砂に会えてたなんて…
ちくしょうっ!!
ちくしょう!!!
ージャブジャブッ
藤「…まだ、素足で入るには寒いよ?」
北「………」
藤「1時間前に、港から出発したって。
だから…他にも情報探しに行こ?」
北「なぁ藤ヶ谷、俺さ、会える、つーか
もうゴールかと思った…」
藤「…うん」
北「でも、そんな甘いわけねーよな(笑)
ぅえッはは、しょっぺー…」
ほんと
この海よりも
ずっと苦い
.
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みちゅ - 打ち間違え多くてすいません!! (2017年1月19日 23時) (レス) id: 6166b2c16d (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ - とても面白い作品ですね!続きがきになってしまいます、やられ笑がきになってしまいます、、、笑気長に更新されることを待ってますね!頑張ってください!! (2017年1月19日 23時) (レス) id: 6166b2c16d (このIDを非表示/違反報告)
せり(プロフ) - りこままさん» 私もやっとパソコンが直り再開したところです。相変わらずのいいおはなしで楽しみです。待ってますね。 (2016年12月26日 15時) (レス) id: 193eb9f391 (このIDを非表示/違反報告)
りこまま(プロフ) - 藤北ラブさん» 応援頂き、ありがとうございます!こちらも遅くなりましたが更新致しました。最後まで暖かい目で読んでいただければ光栄です★いつもありがとうございます(^^) (2016年11月4日 19時) (レス) id: 32d667eec2 (このIDを非表示/違反報告)
藤北ラブ(プロフ) - いぇいぇ。これからも頑張ってくださいね。 (2016年10月22日 10時) (レス) id: bc8d395f08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りこまま | 作成日時:2016年2月18日 22時