love 26 ページ26
やっと会えた…
そう思ったのに、
左手に強く感じる痛み
その違和感の先には
また、あの遠くをみるような瞳の山下が
俺を離さないでいた。
山「…お前が、"ふじがや"?」
藤「だったら、なに?」
山「ふーーん?なるほどね。」
北「山下お前、なに」
山「残念だけど、ヒロは俺の。」
藤「あ?……北山は誰のものでもねーよ」
山「へぇ、ちゃんと愛されてんだな」
北「お前さっきから何を…」
山「ヒロはさ、帰りたいの?"ふじがや"に」
北「ったりめーだろ、
最初からそのつもりだっつーの」
藤「北山、そいつが大将なの?」
北「おう、山下組のボス。
でもマジで変なヤツだから、」
山「……変なヤツ?笑
ヒロの方がよっぽど変だろ」
藤「…なぁ、すっげーやり辛いんだけど。」
だよな。
俺もそう思ってたとこ。
だって藤ヶ谷も、構えてた剣
降り下ろしちゃったし
山下なんて、
座ったまんま悠長に笑ってるし
っていうか
空気。
この、空気だろ。
山下の戦闘体制が
あまりにもゼロ過ぎる…
ーバンッッ
横「っはぁはあ、太輔っ!!……え?」
玉「ミツ、居…た……??」
山「なに、次から次に」
二「どいつがボスだっ!出て……きて、る?」
千「ニカ、お前なに止まって…え?」
宮「ガヤさんミツの事になると、ほんと…に?」
山「何人居るの、ヒロの恋人。笑」
北「はぁ?恋人じゃねーよ、仲間だ!!」
藤「恋人は俺一人で十分だから」
山「ふーん、やっぱそうなんの?」
藤「だからその手を離せ」
山「だから、ヒロは俺の。」
藤「話しになんない。北山、とりあえず
亜理砂やミナミの所に…」
北「だな。…っ山下、手離せ」
山「別にいいけど、目的が終わったら
戻って来いよ?話し途中だし」
北「は?」
山「じゃないと、、みんなヤっちゃうよ?笑」
北「………わかった。」
藤「北山?!」
北「藤ヶ谷、今は先にミナミ達の所へ」
藤「……ッ、行くよ!」
昨日見せた
山下が仲間に向けた銃
俺が何も言わなければ
きっと迷わず撃ってた。
冷めきった目で
何の感情も汲み取れない顔で、
あいつはヤレる。
…ゼロか100か
山下は感情が極端過ぎる
たぶん
『みんな、ヤっちゃうよ?』
はマジだ。
んで、けっこー強い。
だから、まずはミナミ達の救出が先だ。
.
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みちゅ - 打ち間違え多くてすいません!! (2017年1月19日 23時) (レス) id: 6166b2c16d (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ - とても面白い作品ですね!続きがきになってしまいます、やられ笑がきになってしまいます、、、笑気長に更新されることを待ってますね!頑張ってください!! (2017年1月19日 23時) (レス) id: 6166b2c16d (このIDを非表示/違反報告)
せり(プロフ) - りこままさん» 私もやっとパソコンが直り再開したところです。相変わらずのいいおはなしで楽しみです。待ってますね。 (2016年12月26日 15時) (レス) id: 193eb9f391 (このIDを非表示/違反報告)
りこまま(プロフ) - 藤北ラブさん» 応援頂き、ありがとうございます!こちらも遅くなりましたが更新致しました。最後まで暖かい目で読んでいただければ光栄です★いつもありがとうございます(^^) (2016年11月4日 19時) (レス) id: 32d667eec2 (このIDを非表示/違反報告)
藤北ラブ(プロフ) - いぇいぇ。これからも頑張ってくださいね。 (2016年10月22日 10時) (レス) id: bc8d395f08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りこまま | 作成日時:2016年2月18日 22時