love 24 ページ24
それは深夜のこと
聞こえてくるのは
酷く荒れた息づかいと
止まることのない
嗚咽…
この声って
あいつしか、居ねーよな…
山「ッく、ぁ…ゥ、はぁはぁっ」
北「………おい」
山「?…なに、起きたの?」
北「どっちかっていうと、起こされた」
山「ふふ、そうだね」
北「………」
ったく、なんなのこいつ。
山下の過去になんて
全然興味ないはずなのに、
あ、また。
その遠くを見る顔が
藤ヶ谷とかぶって
もーマジで面倒くさい。
どんだけ藤ヶ谷のこと好きなんだよ…
北「毎日、そんななってんのか?」
山「ん?、んー…ある日を境にってとこかな」
北「…あっそ。俺は眠てーから、早く寝ろ」
山「そうしたいのは山々だっての。
っていうか寝つき良すぎじゃない?笑」
北「俺の特技。んじゃーお先に…ッ?!」
山「ふーん、なるほどね。
人間湯タンポになるじゃん、ヒロ」
北「…っ離れろ!そんなんじゃ俺が寝れねー!」
山「あ、寝れそう。黙ってて」
北「はぁ?!お前、人の話しっ…」
山「うるさいと、またするけど。
それかこれでその喉切ってみる?」
北「………はぁ、、早く寝ろ」
山「あー、、ほんとに寝れそ」
それから数分
止まない嗚咽から
今はすぐ後ろで
静かな寝息…
ってマジで寝てんじゃん。
あー、"1日待って"とか言わずに
早く助けに来てもらえば良かった。
たぶん藤ヶ谷達も
この場所の近くで待機しているはずなのに
情報収集の為に1日待ってもらってる
こいつ、大将の山下のこと
知れば知るほど
分からない。
北「……ふじがやーー、早くこーい」
山「………」
違和感ばかりの背中に
時間はどんどん過ぎていく
それでも
緊張感から解放された俺の体は
やっぱり睡眠を求めて、
いつの間にか寝てしまっていた
.
.
藤「場所も分かったっていうのに…
なぁ、まだ行っちゃだめ?」
横「笑、気持ちはわかるけど
ミツが1日待ってって言ったんだから」
玉「うーん、今ごろ下衆いボスから
酷いことされてるかも…ミツ可愛いから。」
藤「!?」
宮「…ほんと、そうだね。
何もなければ良いけど」
二「あの女装はヤバい。
ふつーに女の子だったし」
藤「ッ?!?!」
横「太輔、顔。笑」
なぁ、藤ヶ谷
会いてーよ。
.
359人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みちゅ - 打ち間違え多くてすいません!! (2017年1月19日 23時) (レス) id: 6166b2c16d (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ - とても面白い作品ですね!続きがきになってしまいます、やられ笑がきになってしまいます、、、笑気長に更新されることを待ってますね!頑張ってください!! (2017年1月19日 23時) (レス) id: 6166b2c16d (このIDを非表示/違反報告)
せり(プロフ) - りこままさん» 私もやっとパソコンが直り再開したところです。相変わらずのいいおはなしで楽しみです。待ってますね。 (2016年12月26日 15時) (レス) id: 193eb9f391 (このIDを非表示/違反報告)
りこまま(プロフ) - 藤北ラブさん» 応援頂き、ありがとうございます!こちらも遅くなりましたが更新致しました。最後まで暖かい目で読んでいただければ光栄です★いつもありがとうございます(^^) (2016年11月4日 19時) (レス) id: 32d667eec2 (このIDを非表示/違反報告)
藤北ラブ(プロフ) - いぇいぇ。これからも頑張ってくださいね。 (2016年10月22日 10時) (レス) id: bc8d395f08 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りこまま | 作成日時:2016年2月18日 22時