love 22 ページ22
おとりになってから
間もなくして
手下共がざわつき始める
…そろそろ大将のお出ましか？
.
ーガチャ
？「今、ちょーどいいとこだったんだけど？」
「っ！！す、すいやせん、でも兄貴ッ」
？「ん？……あんな子、居たっけ？
まさか、今ごろ連れてきた、なんて
言わないよね？笑」
「え、あ、いや…あ、兄貴っ」
？「お前の目、節穴なんじゃない？
"女、子供みんな"って言ったよね」
「ッひ、ぁ、」
と、その兄貴と呼ばれる男は
手下の一人を掴んで
右目に銃を突き付ける。
また、えらい横暴な大将だな。
「ッす、すいや…せん兄貴、ッ勘弁しっ」
？「俺、無能なやつ嫌いなの♥」
ーカチャ、
北「隠れてたし、俺から出向いたんだから
仕方ねーだろ。」
？「………」
引き金を外す瞬間に
とっさに出た言葉
いや、自分でも予想外だったけど…
なんつーか、、
「っ？！？」
？「お前、もう向こう行ってろ」
「…ありがとうございやすっっ！！」
ーバタバタバタ…
？「うるさい足音。目じゃなくて
足一発撃っときゃよかった。……で？」
北「…………」
？「口割ってくるなんて、いい度胸してんね」
ーぐいっ
今度は俺に、
でもさっきの手下とは違うように
腕をつかむ
……て、なんだよこいつ。
ちょー顔、整ってんじゃん。
大将のくせに
生意気なやつー
？「ん？なんか顔についてる？笑」
北「こーゆー悪い奴等のボスって
だいたい不細工だろ。むかつく」
？「……ぶっ、なに、お前面白いね。
あ、、、よく見ると、」
北「？！」
っやべ、気が緩んでた！
もうバレちまったかっ…？！
？「ふふ、まぁいいけど。…で、名前は？」
北「……き、北山、広…ヒロ。」
？「笑ヒロね。俺は山下組の智久。」
北「山下、組…」
山「ねぇ、自分から出向いた…て
ヒロは男でもいいってこと？」
北「ちが、ッいや、あの…え？」
山「別に俺は好みだったら関係ないけど
面倒だから、もう少し女らしくして？笑」
北「……なんで追い払わねーんだよ。
つーか、どっちかって言うと
撃たれんのは俺だろ。」
山「だから、好みだったら撃たない。
ヒロの顔ド真ん中だし？」
北「っ、お前バカじゃねーの…」
想像を遥かに越えた
大将だった
.
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みちゅ - 打ち間違え多くてすいません！！ (2017年1月19日 23時) (
レス) id: 6166b2c16d (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ - とても面白い作品ですね！続きがきになってしまいます、やられ笑がきになってしまいます、、、笑気長に更新されることを待ってますね！頑張ってください！！ (2017年1月19日 23時) (レス) id: 6166b2c16d (このIDを非表示/違反報告)
せり(プロフ) - りこままさん» 私もやっとパソコンが直り再開したところです。相変わらずのいいおはなしで楽しみです。待ってますね。 (2016年12月26日 15時) (レス) id: 193eb9f391 (このIDを非表示/違反報告)
りこまま(プロフ) - 藤北ラブさん» 応援頂き、ありがとうございます！こちらも遅くなりましたが更新致しました。最後まで暖かい目で読んでいただければ光栄です★いつもありがとうございます(^^) (2016年11月4日 19時) (レス) id: 32d667eec2 (このIDを非表示/違反報告)
藤北ラブ(プロフ) - いぇいぇ。これからも頑張ってくださいね。 (2016年10月22日 10時) (レス) id: bc8d395f08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りこまま
| 作成日時：2016年2月18日 22時
