love 3〜藤ヶ谷 ページ3
1ヶ月経っても
戻らない……
ねぇ、
あとどれだけの、月日が経てば
またあの頃のように笑ってくれるの?
あとどれだけの、泪を流せば
その目から涙は枯れるんだろう…
あの日を境に
もうくしゃって、
少年のように白い歯を見せて
大笑いする北山を見てないよ?
俺の大好きなあの笑顔、
もう見ること出来ないの?
俺の大切な人の笑顔を奪った
あの日の出来事…
俺は絶対に許さない。
そう
あの日だって本当は
気持ちを伝えるはずだった…
***********
亜「太ちゃん、いい加減告白したら?」
藤「っ亜理砂にはわかんないだろ?
こんな複雑な気持ち!!」
亜「んもうー、観念して話したと思ったら
なんなの!その弱気発言っ(笑)」
藤「亜理砂には悪いと思ってるよ…
でも、気づいたときにはもう遅かったんだ」
亜「……女の私が、"男に生まれて
太輔の親友になりたかった"なんて
笑っちゃうわよね(笑)」
藤「亜理砂…」
亜「いいのよ!私も気づいてたから…
その代わり、ちゃんと伝えるのよ!」
『宏に好きだって、必ず伝えるの!』
***********
…ごめんな、亜理砂
その約束は
この先まだ守れそうにない。
その前に、
取り戻さないと。
もちろん、
亜理砂もミナミちゃんも
それから、
北山の笑顔を。
今も笑わそうと思えば
"笑顔"を見せてくれるけど…
藤「なんかニカに似てない?(笑)」
北「んはは(笑)アゴ出てるってだけだろ!
ひでー藤ヶ谷!」
藤「北山だって笑ってんじゃん(笑)」
北「ふふ、やば、ツボった…」
でも、どこか
やっぱり寂しそうで…
『あー、はは、腹いてー…んははっ』
そう言う北山の目は
ひどく、寂しそうで。
いつも
笑わせたいのに
後悔をする。
無理やり笑わせて、ごめん。
北山を
心から
笑わせてあげられなくて
ごめん。
そばにいるしか出来なくて、
北山のこと
好きになって、
ごめん。
北「って、おーい!!」
藤「ぅわッ?!」
北「なーに?亜理砂のこと思い出して、
センチメンタルになってんの?」
藤「え?」
北「……大丈夫だよ。そばにいるから。
俺がお前の大切なものも絶対に見つける」
藤「…北山は、かっこいいね。」
北「今ごろきづいた?(笑)」
ううん、
気づいてたよ
ずっと前から
.
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みちゅ - 打ち間違え多くてすいません!! (2017年1月19日 23時) (レス) id: 6166b2c16d (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ - とても面白い作品ですね!続きがきになってしまいます、やられ笑がきになってしまいます、、、笑気長に更新されることを待ってますね!頑張ってください!! (2017年1月19日 23時) (レス) id: 6166b2c16d (このIDを非表示/違反報告)
せり(プロフ) - りこままさん» 私もやっとパソコンが直り再開したところです。相変わらずのいいおはなしで楽しみです。待ってますね。 (2016年12月26日 15時) (レス) id: 193eb9f391 (このIDを非表示/違反報告)
りこまま(プロフ) - 藤北ラブさん» 応援頂き、ありがとうございます!こちらも遅くなりましたが更新致しました。最後まで暖かい目で読んでいただければ光栄です★いつもありがとうございます(^^) (2016年11月4日 19時) (レス) id: 32d667eec2 (このIDを非表示/違反報告)
藤北ラブ(プロフ) - いぇいぇ。これからも頑張ってくださいね。 (2016年10月22日 10時) (レス) id: bc8d395f08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りこまま | 作成日時:2016年2月18日 22時