love 16 ページ16
静かな風が通り抜ける
俺と藤ヶ谷の間に
潮の香りを残して、
そっと手を伸ばす
初めて、自分から触れる
藤ヶ谷の優しい手
北「この手にさ、いっつも助けてもらって…
いい加減諦めなきゃって思い続けても
離れなんないんだよ(笑)」
藤「き、たやま…」
北「ごめん。藤ヶ谷のこと、
好きになってごめんな。」
ーぎゅうっ
北「っわ、ちょ、なに」
藤「なんで謝るの?」
北「え?だってお前には亜理砂が…」
藤「うん、ごめんね。言ってなかったよね?
亜理砂とはとっくに別れてるよ」
北「っ?!な、なんでっ!?」
藤「北山が好きだからに決まってんでしょ」
北「……は?」
藤「ん?あれ、聞こえなかった?」
北「……ふ、じ」
藤「何度でも言うよ、伝わるまで何度でも」
北「っ藤ヶ谷、」
藤「北山が好きだよ」
全身に駆け抜けた
藤ヶ谷の声
何度も諦めようとした
そのまま闇にしまうはずだった
その想いは…
近づいてくる藤ヶ谷の香りに
そっと包まれて
結ばれた唇
北「っ……、藤ヶ谷、俺…」
ごめん、俺…
初めてはお前とが良かったのに
俺はやっぱ汚れてるよ
藤「もう他の奴とキスしないで」
北「っ!?……知ってんの?」
藤「というより、見た…マジでへこんだから」
北「ごめっ」
藤「でも、タマが…"ミツにはあれくらい
しなきゃ動かないでしょ(笑)"って」
北「…タマが?」
藤「だから、本当はムカつくけどいいよ、
でも2度はないからね!」
北「あ……」
藤「え?」
北「ごめん、2回した…でもそれで気づ、」
ーぐいっ
北「っん!?…ふ、…んンッ…」
藤「……ダメだよ、ん」
北「ンっ……はぁ、んンッふ…」
藤「もう俺以外は、ダメ。約束ね?」
北「っはあ、はぁっ///ば、かやろ
息できなっ…んンっ、ま、…てッ」
藤「…ン、もし約束破ったら
この舌食べちゃうから(笑)」
北「っ!!はぁはぁこ、こえーよ(笑)
つーかお前しかダメなの俺だから。」
藤「っ//…の割にはタマとキスしたじゃん」
北「や、あれは、なんか流されたっつーか…」
藤「ぅわーチャラいー(笑)でも、北山は
綺麗だよ?」
北「え?」
藤「心が真っ白…眩しいくらい。
その光にずっとついていくから」
北「俺も、藤ヶ谷のこの手ずっと繋いでたい」
ずっと
.
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みちゅ - 打ち間違え多くてすいません!! (2017年1月19日 23時) (レス) id: 6166b2c16d (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ - とても面白い作品ですね!続きがきになってしまいます、やられ笑がきになってしまいます、、、笑気長に更新されることを待ってますね!頑張ってください!! (2017年1月19日 23時) (レス) id: 6166b2c16d (このIDを非表示/違反報告)
せり(プロフ) - りこままさん» 私もやっとパソコンが直り再開したところです。相変わらずのいいおはなしで楽しみです。待ってますね。 (2016年12月26日 15時) (レス) id: 193eb9f391 (このIDを非表示/違反報告)
りこまま(プロフ) - 藤北ラブさん» 応援頂き、ありがとうございます!こちらも遅くなりましたが更新致しました。最後まで暖かい目で読んでいただければ光栄です★いつもありがとうございます(^^) (2016年11月4日 19時) (レス) id: 32d667eec2 (このIDを非表示/違反報告)
藤北ラブ(プロフ) - いぇいぇ。これからも頑張ってくださいね。 (2016年10月22日 10時) (レス) id: bc8d395f08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りこまま | 作成日時:2016年2月18日 22時