＊＊Gravity＊＊〜F×Ki〜

love 13 ページ13

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二「ミツ、大丈夫かな？
　 動揺とかしてない？？」


横「大丈夫でしょ、手紙が見つかっただけでも
　 心強いと思うよ？希望も見えたし」


二「ならいいんだけど…」


玉「心配なのは分かるよ(笑)
　 でもガヤも一緒だし、大丈夫じゃない？」


二「まあ、そうだね。
　 …手がかりがあるといいな」


横「ニカは本当に頼りになるね！
　 どうやって初対面の人と仲良くなれるの？」


玉「それ俺も思ってたーなんで？」


二「え？？いや、なんでかな？
　 普通に話してたら…いつの間にか？」


玉「普通に話したら、そのまま他人で終わるよ」


横「だね(笑)やっぱ才能だわ」


二「ん〜俺にはよくわかんないけど(笑)
　 千賀ともいつの間にか仲良くなったし！」


玉「いやそっちは相思相愛でしょ(笑)」


横「似た者同士がよく出会ったもんだよ(笑)」


二「まぁね！兄弟みたいなもんだし！！」


横「そうだな(笑)あとは…ミツを待とう」


二「うん」









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市場からそう遠くない場所に

ひときわ賑わう店と明るい音楽

店内に入ればいい匂いと

久々に香るアルコール…


なんか、この感じ懐かしいな


カウンターに座る

帽子を被ったあの人、

たぶんあの人だ









藤「あの人？」


北「ん、たぶん」


千「じゃあ俺は外に居るね」


宮「よし、じゃあ行こう」


藤「なんか宮田が頼もしく見える(笑)」


北「だな(笑)きゃーがんばって、宮っち！」


宮「おっ？！お？！期待されてる？(笑)」


藤「してるしてる」


北「ちょーしてる。」


宮「張り切っちゃうよー！…よし」


藤「(笑)とりあえず、切り出しは宮田で」


北「そうだな、様子見よ」









ゆっくり、カウンターに近づいて

その人と同じようなアルコールを頼んだ宮田は


一口飲んだあと、

何かを話し始める…









北「あいつ、なに言ってんだ？？」


藤「いやよく聞こえない…けど」


北「ん？なんか手振ってね？」









こっちを見ながら

にこやかに手を振る宮田、

こっちに来いってこと？


マジ？もう攻略したのか？？









藤「とりあえず、行ってみる？」


北「んー大丈夫か？」


藤「たぶん、あの感じなら大丈夫じゃない？
　 よし！ほら行くよ北山」









そうやっていつものように

手を引かれて

宮田のそばに寄ると


帽子の人と目があった






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