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episode 7 ページ7

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玉「っていうか、分かりやすいよね」


「そうですか?」


横「顔に出やすいとか言われない?(笑)」


「えーと、……あまり記憶にないっす」


玉「そう?(笑)」


「なんすか!さっきから笑ってばっか!」


横「お、元気出てきたね」


「なんだかなぁー…俺、遊ばれてる??」


玉・横「(笑)」









ミラーを覗けば

笑い合ってる二人


なんか、そんな二人を見たら


北山さんのせいで寝不足だった自分も

少しバカらしくなって

考えるのをやめた。


だって

どう考えたって


あのイケメン北山さんの顔は

たぶんずっと、忘れられないし


男の人に随分触れてなかったし


それに北山さんの前では

あくまでも"あさひ"ってことで

男として居るんだから…



もう考えても

仕方ないっ!!









「よし、次は二階堂さんですねー!」


玉「あれ?切り替え早っ(笑)」


横「なんか、こんなこと言うの失礼だけど
  マネージャーっぽくないよね?」


玉「確かに…元々マネージャー希望じゃ
  ないんじゃない?」


「!?、ま、まぁそうですね…」


横「なんの希望だったの?」


「…人とはあまり関わらない仕事、とか」


横「えー??それはないでしょ(笑)
  今、ふつーに話せてるし」


「皆さんだからですよ!…基本的に
 人と関わるの苦手なんです。」


玉「…そんな人をわざわざ
  マネージャーにするって、
  うちの会社もなかなかSだね(笑)」


「……(やばい…あんまりいらないこと
 しゃべんない方がいいかも)」


横「まあ、あさひなら大丈夫でしょ。
  でも俺ら7人なかなか面倒だから(笑)
  そこは頑張ってもらわないと」


「もちろんです!…すみません、
 ムダ話しちゃったすね。」


玉「ん?なんで?
  あさひのこと、もっと聞かせてよ」






ーツン






「っぇあ?!」


横「裕太、それセクハラ。
  っていうか口説き文句じゃん(笑)」


玉「ん?(笑)口説いてんだけどね」









後ろの席からふっと伸びた

細くてキレイな手に

頬をつつかれたと思ったら


またミラー越しに

玉森さんを見ると

ふわふわ笑ってて



もう冗談でも嘘でもいいから

まだ頬をつねっているその手を

どけてくれないかなぁなんて、


思っていたら

道の先で待っている二階堂さんを発見



あ、

意外だな…サングラスとかするんだ






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りこまま(プロフ) - 玉北ちゃんさん» 大変お待たせしてしまい、申し訳ありません。諸事情があり落ち着きましたのでまた再開致します!コメント頂きありがとうございました(//∇//)宜しければまたお立ち寄りください。お待ちしております☆ (2016年4月9日 21時) (レス) id: 32d667eec2 (このIDを非表示/違反報告)
玉北ちゃん - 更新の方はまだですかー?早く読みたいですっ! (2016年3月3日 18時) (レス) id: 67a9d41610 (このIDを非表示/違反報告)
りこまま(プロフ) - 玉北ちゃんさん» 玉北ちゃん様こんばんは!初めまして、コメントありがとうございます(//∇//)そして嬉しいお言葉ありがとうございます!!今後も、一波乱二波乱ありながらも楽しく書ければと思います。ぜひお付き合い頂けると嬉しいです♪ (2016年2月20日 18時) (レス) id: 32d667eec2 (このIDを非表示/違反報告)
玉北ちゃん - 読ませて頂きました!とても面白いです!更新待ってます♪ (2016年2月20日 16時) (レス) id: 67a9d41610 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りこまま | 作成日時:2016年1月15日 14時

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