アイドルのマネージャー始めました

episode ２０ ページ20

〜その頃









二「なんだよ、二人揃って〜
　 あさひの歓迎会なのに！！」


宮「まあまあ、鈴さんが送ってくれてるし
　 あっちの事は気にせずにさ！」


千「相変わらずいい子ぶりっ子だなー宮田っ」


宮「ほらほら〜あさひも飲んで飲んで♪」


「俺、あんま強くなくて(汗)」


玉「でも主役が飲まなきゃ、ほーら」


横「おい玉、あんま無理言うと…」


二「ふーん、あさひ弱いんだ？(笑)
　 まだまだだなー。もう顔真っ赤じゃん」


「っ二階堂さんだって、耳赤いですよ！」


二「俺はあさひと違って４杯目なんです♪
　 そんなんでこれからやっていけるのかね〜」


千「こら、二階堂！いじめるなよ〜」


宮「あさひ、気にしないでね？
　 酔ったらいつもこんななの(笑)」


玉「…あさひ？どうした、……あ。」







グビグビグビーッ！！！！







負けてたまるかー！！


私はここで生きていくって


決めたばかりなんだからっ！！









横「ちょっおい、あさひ！」


二「おーっ！！やるねぇ！！」


千「俺らも負けてらんないじゃん！」


宮「ちょっとちょっとー、大丈夫？？(笑)」


玉「俺は知らないよ？でも止めないけど」


宮「いやいや玉さん、傍観者になるのやめてよ」


玉「それが一番面白いじゃん(笑)」


横「はぁーー、ったくどうするんだよ。
　 俺だって傍観者だからな」


玉「まぁなんとかなるでしょ？」


宮「み、見なかった事にしたい…」









だって

なんか悔しくて。


仮にも何年もOLで培ってきた

ど根性なら負けない自信はあった。


お酒はいつになっても

あんまり"美味しい"と思えなくて…



『そんな顔するくらいなら飲むな』



過去にそう言われたことを

思い出してしまった。








「って、やっぱ苦ーーい！！！」


玉「ぷ、…ならさ、こっち飲んでみたら？」


「ん？？これって、見た目は同じ…？」


玉「ジンジャーエールで割ってるから
　 たぶん飲みやすいと思うよ」


「…い、いただきます。」








これは

間接ちゅー、、とか

気にしないか。


私は男だし！！








「ん？んんん？！お、美味しいですっ！」


玉「でしょ？これはねーガヤが好きなやつ。」


「そうなんっすね…さすがオシャレ王子」


玉「そうなんだ(笑)じゃあミツは？？」


「…男前ぎゃっぷ王子？？」


玉「んはは(笑)それって悪口？」


「あ、いえっ！すみません、俺…」






ダメだ、

頭くらくらする。




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