アイドルのマネージャー始めました

episode １８ ページ18

本当に。

アイドルで

しかもあの天下のジャニーズで


そのうえ今や人気が絶えず

ドラマやバラエティーにも欠かせない

そんなすごい人たちの集まりなのに、


出会った昨日からずっと



仕事の時にはキラキラ

永遠に手が届かないような…

そんな光のような存在で



でも仕事以外だと

フレンドリーで、空気が優しくて

すっと溶け込むような笑顔で



まるで同じ世界に居るのだと

勘違いしてしまうような。









北「まぁなー、色々と重ねてきたら
　 一周まわって落ち着いたって感じか？(笑)」


横「今はこんなだけど、プライベートでも
　 ギラギラしてた時もあったよね」


藤「そうそう、渉なんて本当にそう！」


横「太輔？それ、悪口だから」


藤「いやマジあの頃ケンカばっかじゃん？
　 でもそれがあって、今があるよね」


横「ニカや健永だって、もーっと
　 悪ガキんちょだったし。
　 あー、いや宮玉の昔からゆる〜い感じは
　 今も変わらないかな？(笑)」


二「あのねー！大人になったの！！
　 当たり前だけど、大人なの！！」


千「でも、いい意味で"期待"は裏切って
　 いかないとだから〜メリハリが大事ってこと」


北「んぉおー、まともな事いってる。(笑)」


鈴「こういう会話を聞くだけでも
　 十分大人になったと思うわ、本当に」









こんなことになるなんて

私の描いてた未来には記してなかったのに


だけど、もう今は

この人たちを見ていたいって

それを応援していって


そう思ってしまうのは…


紛れもなく


皆に

惹かれ始めているから。


でも…









北「それで話しは変わんだけど、
　 あさひと鈴さんって知り合いだったの？」


鈴「どうして？昨日会ったばかりよ」


藤「それにしては、なんか打ち解けてるよね」


北「１日そこらでこんな…」


「え？本当ですっ！！
　昨日お会いしたばかりですよ？」


鈴「…ええ、昨日がはじめまして♪
　 ただこの子おもしろくて、ついね♥」


藤「ふーん、そっか。変に疑ってごめんな？
　 なんか…隠してるように見えたからさ」


「なっ？！な、何も隠してないですよ〜」


北「だよなー。これから先、まぁ代理だけど
　 つきあっていくんだし。
　 隠しごとなんてありえねーよな？(笑)」


「っはい！もちろんっ！！！！！」


藤「ぷ、…ん、よし。
　 じゃあ俺先に帰るね」


北「あー俺も。明日早いんだわ」


鈴「そう？…じゃあ送って行くわ」







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