6.狼男の性質 ページ8
コンタミさんは急に大きな声をあげた。
どうやら"どりみー"という人に話しかけているらしい。
どりみー………みどりさんのことか。
ここの住人はそれぞれの名前で呼ばれているらしいが、
その名前にあったあだ名でも呼ばれているのか。
また一つ情報を握った。
それより、今は目の前の状況。
ドアノブなんて回せばあくのにと思いコンタミさんの前に出て
ドアノブに触れようとする。
コ「…っ！！！触っちゃダメ！！！」バシッ
「あっ……いっつ…」
コ「あ…ご、ごめんね？痛かったよね」
「大丈夫です…」
流石は人ならざる存在。魔法使いは魔力がすごいと聞いたことがあるが
人ならざる存在ということもあるのか力も強い。
コ「…っ。ごめんってどりみー。俺ここからじゃ見えないけど
そんなに怒んないでよ！今度どりみーが好きな料理作ってあげるから！」
コンタミさんは上を向いて必死にどりみー。みどりさんに謝っているのだろうか。
それにしても…ドアノブに触れようとしただけであんなに
焦るなんて………
ドアノブになにか細工が仕組まれているのだろうか。
ガチャ…
「…開いた…？」
キィ……
コ「開いてる…ありがとどりみー。今度何かお礼させてもらうよ」
「……あ、あの…コンタミさん…」
コ「あ、さっきはごめんね。ちょっとどりみーがドアノブに
細工しちゃってね……危ないところだったよ…」
「…さっきドアノブに触ってたらどうなってました…？」
コ「……どりみーの活動領域でもある地下に送られるよ」
「え…？地下に…？」
コ「どりみーは気に行ったものを閉じ込める性質というか癖があってね…
今さっき君は閉じ込められてたんだよね」
「え…！？い、いつ…」
コ「多分どりみーの使い魔が来た時だね。帰る時に
なにかしてったんだろうね」
「………」
コ「どりみーは一度入ったことのある部屋ならいつでも監視が出来る。
だから俺はさっき声をあげてたわけ。ごめんね」
「い、いえ…大丈夫です…
そ、それより……」
ぐぅ〜……
「お腹の方がそろそろ…限界…で…」
コ「あ！？そういやお腹空いてたんだったね！？
ちょ、急がなきゃ！」
みどりさんのことが大体わかった。
まだあるらしいが今は触れないことにした。
まだコンタミさんやらっだぁさん。そして後の二人のことも
全く分かっていない。この館のこともなにも分かっていない。
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カンナ - うわぁぁ！一気に読みきってしまった…今更ですが、一章完結お疲れ様です！最初らっだぁさんの種族が青鬼でないことにびっくりしたのですが、ちゃんと青鬼だったんですね…（？）続編も読ませていただきます！ (2020年10月3日 17時) (
レス) id: 37b1abc4a3 (このIDを非表示/違反報告)
空音 - この作品とおんなじような内容の小説があるのですがパクリですか？それとも似ている小説に作者がパクったんでしょうか？ (2020年6月4日 6時) (レス) id: 332ed36ed9 (このIDを非表示/違反報告)
くうぴい(プロフ) - 一章完結お疲れ様です!!独特のファンタジーな世界観とストーリーが最高でした…(*^◯^*) 続も読ませていただきます!更新頑張って下さいー! (2018年10月3日 21時) (レス) id: 9ad134a515 (このIDを非表示/違反報告)
エンジェルたくみ(プロフ) - くうぴいさん» なんかこの作品は自分でも更新してて面白いんですよね(自画自賛)))だいたいがマイクラに合わせた方がみなさんも読みやすいと思いこういう感じにしてます('ω')苦労人れうさん。 (2018年10月1日 20時) (レス) id: 0071bd60fd (このIDを非表示/違反報告)
くうぴい(プロフ) - わぁめっちゃ更新されとるう!!れうさんの苦労人感がマイクラの時と重なって面白いですwいつも緑君が壊した物直してますもんねw (2018年10月1日 20時) (レス) id: 9ad134a515 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エンジェルたくみ | 作者ホームページ：https://www.youtube.com/channel/UClNdVSK1uy2xFHTaXZYXopw
作成日時：2018年9月23日 11時
