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休み時間 ページ6




イヤホンが床に落ちていた。
なんかこれ、悲しいくらい無機物感強いです。



誰のだろうか、と席を見る


ここは、、

角名くんかな?



だって私の隣だもんね。





さっき話せたし、案外あの本人に渡せるのでは?




『..持ってくかぁ』







▽▲▽▲▽▲





教室




なんですけどぉ?





……角名くんがいない。


えーと、もしかして探して、美術室戻っちゃった?




『あのさ、角名くん見なかった?』


「アー!さっき侑君が教室来て、なんか連れてかれてたで?つれションじゃね!」





『…なるほど』



入れ違いじゃなかったのにホットした。


そこまで追いかける必要はないですよね〜…









なんだかんだいってそのあとも自分が保健室の友達の早退準備などで渡せなかった。




ホームルーム後






『ど〜しましょ』




ミカ「どしたん?」





『や、二時間目の終わりからずっと、イヤホンの落とし物持っててさ』





「え、今日中に渡した方がええやつそれ」





『..角名くん』




「え?」






『角名くんのなの』






「あー!そら良かったやん」






『はぁ、なんで?』



さっきまであった話せる自信は、ずっと渡せなかった罪悪感で消えかけてんです。













ミカ殿「バレー部今日練習あるんやで☆」





『なんともダルイ』

放課後、無機物返却→←休み時間


ラッキーアイテム

北さん似のペットを飼ってしまう侑

ラッキーナンバー

8


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作者名:かんの | 作成日時:2022年2月13日 11時

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