角名の選択授業は楽しくなった【HQ】 (ページ4)

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一時間目　side夢主難しいですわページ4

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今日は４時間目に、大好きな美術の選択授業がある

最近の筆乗りはまぁまぁ

いつでも自分の作品を作るのは大好きだったから、頑張れる

そう、だからこの授業のために今日は学校にきたというのに……

　『教科書無いが？』

び、美術の教科書無いね～～～～？

うっそ！
どこやねん！
家じゃ！

と自分の頭を脳内でけちょんけちょんにしてやった♪

昨日の夜遅くまで、教科書の美術品を見ながら真似して製作をしていたから寝ぼけてたかもしれん。

お友達のミカさんに借りよう。

ミカ様はすぐに貸してくれた。ものすごく笑いながら。

「ドジ」

『………………………』

教科書や筆箱を持って美術室に移動する。

美術選択の友達は体調を崩して保健室にいるので、ひとりです。

『あとで様子見に行かんとね……おわっ、？』

美術室の扉の前でデッカいのにぶつかりそうになった。

デッカいの正体は……

『あー角名くんね。』

相手はこちらに気づいてなかった。
身長高いし、ビビるわぁ。

ビビるけど、流石にモテとるぐらいの顔面で、オタクっけのある自分としては、好印象……

糸目の目線の先は、よくおもしろいものが写されている。好奇心強いのか。
美術選択するくらいだし、笑

別に特別な感情は抱いておらへんので、ふぁんのかた許してほしい。「ごめん、さっき邪魔だった？」

ﾋﾞｸｯ

『えっ、いいえ、そんなことないよー』

気づいてたんか。
割と律儀で驚く。

「席ついてーー黒板みとってねー！」

角名くんのこと考えてたら先生が教室へ滑り込んできた。

'日常のものからの派生彫刻水彩切り絵何でも可'

と黒板に書いて会議かなんかに行っちゃった。

授業は風のように始まった感じがする

『あぁ、やらなきゃ。』

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そのあとは自分でも気づかないくらい鬼のように集中していた。

ちょうどきりのいいところで、誰かに声をかけられた