【坂田銀時】あなたは今日も冷たい【銀魂】

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神楽ちゃんと別れ、布団に寝そべっている今現在。


先程神楽ちゃんに爆弾発言を告げられ、寝ようにも寝られない始末。


どうしてくれんだ…明日は、仕事あるってのに。


寝ないとお肌の調子が悪くなってしまう。


なんて考えるけど、そんなことはどうでも良くて。


明日から、どうやって銀さんに接すればいいのか、分からないし、それに_____


ここを出ていこうとさえ、思っているのに…


この気持ちは私に出ていくな、ここにいていいって言ってくれてるのかな。


まぁ、自分の気持ちだから、自意識過剰って感じになっちゃうけども。


チクタクチクタクと時計の音と共に時間だけが過ぎていく。


隣からは小さいいびきも聞こえたりして。


…よし、目をつぶっていれば眠れるだろう。


…………

………
……
…

いや、眠れねぇよ！！！


これじゃあいつぞやの神楽ちゃんだよ！！！


明日は仕事だから早く寝なきゃなのに！！！


…うぅ、眠れない。


今は…1時、か。


まぁ、少し眠れればいいだけだから、朝のご飯の下準備でもしとこうかな。


思い立ったらすぐ行動。


布団から体を起こし、台所へ向かう。


昨日は洋食だったから和食にでもしますか。


まだ夜も明けていないこの時間。


みんな、もう寝てるんだろうな。


ご飯の準備をしながらそんなことを考える。


あー、これ以上銀さんのこと考えてても意味ないし、うん、やめよう。


ピッと音をならし、炊飯器を私が起きる時間に予約しておく。


「まだ、眠れないや」


ちょっと、ちょっとだけ、散歩に行こうかな。


少し、万事屋の前の柵に寄りかかるだけ。


少し外の空気を吸いたい。


昨日は色々ありすぎたから、頭を冷やすという名目で。


私は部屋に戻り、上着を持ち、扉を出る前に、少し出てきます と呟き、部屋から出ていき、万事屋の出入口に向かった。






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