キミとピアス３ (ページ3)

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『……いつから？』

照『ん？』

『…いつから、気付いてたの？』

照『さぁ？笑いつからだろうね？笑』

そう言うとなぜか席を立ち始める2人

翔『ほんっとにさ…お前ら鈍すぎ。手間取らせんな』

翔太に至っては俺を指差して睨まれてしまった

照『笑…翔太の言いたい事も分かるけどね。…それじゃ、俺たち邪魔者はここでお暇するんで。2人でごゆっくり〜』

じゃあねーと言って部屋を出る2人

『え、ちょ、ちょっと待って！！』

そんな2人を俺は追いかけ、引き留めた

照『なに笑彼女1人にしたらd』

『ありがとう、照、翔太』

照の言葉を遮ってお礼を言う

自分の気持ちに気付けたのも、彼女の本当の気持ちに気付けたのも、2人のおかげ

…だから、お礼を言わずにはいられなかった

翔『…鈍感野郎にはこれぐらい大袈裟なことしないと』

いたずらっ子のように笑う翔太に俺も笑いかける

『本当にそうかもわら』

照『……幸せになってね』

『…ありがとう』

照『なんなかったら許さないから』

『何でだよ！わら …大丈夫。もう絶対離さないから』

翔『それは彼女の前で言え。…じゃ、俺たち行くわ』

そう言って2人はお店を後にし、俺はAちゃんの待つ個室へと戻った