自信はなかったけど ページ25
次の日、学校にて…
「……………」
私は学校で何も話さなくなった。誰とも。
いつものいじめグループもなぜかバラバラになって今は普通に話している。話の内容は別だが。
月浪さんとはたまに目が会うけど、すぐにそらす。
学校ではこんなやり取りをやり続けてはや1週間。
空とは約3匹ぐらいの妖怪を恨みや不安、後悔に塗れさせた。
勉強面でも、バカじゃないから分かるし、暇で暇で仕方ない。
休み時間、頬杖をついてぼーっとしていると、
前に関わるなと言ったはずの月浪さんが遠慮気味に話しかけてきた。
ト「あの…ちょっといいかな?」
「?…前の話はどうしたんですか?」
ト「あ、えっと…その事なんだけど…」
あぁ、取り消せってか?
「今は怒ってないですよ?でも
____取り消すつもりはないです。」
ト「…放課後、学校の裏に来てくれるかな…」
断ったらもっと面倒なことになる、か…
「…はぁ…いいですよ。」
意外な回答に驚いたのか、本当にいいのかと聞いてきた。
「良いって言ってるじゃないですか。」
嫌悪の目で睨みながら言った。
ト「う、うん。ありがとう…じゃあね。」
「はい……」
月浪さんは廊下に出た後どこかに行ってしまった。
トウマsaid
良かった。言えた。ナツメに話に行こう。
自信はなかったけど、アヤメさんの作戦がうまく行った。
ト「あ、ナツメ!アヤメさん!」
ナ「あ、トウマ。どうだった?」
ト「放課後に学校の裏にきてもらうことにした。そこで謝る。後アヤメさん、ありがとう。」
アヤ「ううん!良かったね、トウマ君!」
ト「うん。」
ナ「あとは、私たちが関わってはいけないって言うのをどういう風に言いだすかよね…」
ト「僕の責任だから、僕がちゃんと切り出すよ。」
ナ「わかった。トウマ、頑張って。」
ト「うん。ありがとう。アヤメさんも。」
アヤ「どういたしまして。頑張ってね!」
ト「うん。」
僕たちは解散して、放課後になるのを待った。
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ピカヒカリ - ありがとうございます…!ウラニャスはギリシャ神話の天空の神ウラノスからとりました…!本当にありがとうございます!! (2019年4月8日 17時) (レス) id: c88429faf5 (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» たくさんの情報ありがとうございます!ウラニャスも使わせていただこうと思います!ありがとうございます! (2019年4月8日 17時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ - 今読んだんですけど、作者様のお好きにして下さい…! (2019年4月8日 17時) (レス) id: c88429faf5 (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ - aruya100さん» すみません!後から知ったんですけど、ヴィーナスは女神の名前でもあるのでウラニャスがいいと思います! (2019年4月8日 14時) (レス) id: c88429faf5 (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - イデア博士さん» 返事が遅くなりました。なんだかすみません…そう言うのわからなくて…樹恩の時は性格が悪いっちゃ悪いのでいけるかなぁ…って思った結果がこれなので。その辺はこれから学んで改善していけたらなぁ、と思っております。ご意見ありがとうございます。 (2019年4月8日 0時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:aruya100 x他1人 | 作成日時:2019年3月16日 1時