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「あーやっぱりか!

あーっと、服だよね。
Aちゃんの服これ、どーぞ。

あ、そうだ、今日さ、服買いに行こうよ!オレ今日暇だし〜」

借りに来たことを予測されたいたのに少し驚いたが、買い物は悪くないと思い、承諾した。


「オッケー!じゃあ、お昼ご飯食べてから行こ!」


だそうだ。


「じゃあまた、お昼過ぎに。」

「はーい!どんな服買うか、なんとなくでいいから決めて置いてね。」

「はーい、じゃ、失礼しまーす」



ガチャン、と扉が閉まった。


「あ、ころんさんありがとうございました」

「いーえー、莉犬くんと仲良いんだね?」

(なんですか、その目、その言い方…)

「別に、…仲良くさせてもらってます…?」


日本語がおかしくなった。

そしてそれを笑うころん。

(殴ってやろうかな。)


「あははは…はぁ、Aってマジ面白いよね。今までキャバでもそんな子見たことないよ。」

「…キャバクラ…へぇ、ころんさんってやっぱりそっち系なんだ…」

「はぁッ?!ちょ!変な解釈すんのやめろ?!仕事だよ!しーごーと!!!」

(…るっさいなぁ。)


「そんな必死にならなくてもいいのに?」

「別に必死じゃねぇ!」

(煩いな、けどころんさんは弄れそう。


キャバ…やっぱり幹部の人は行くんだ、任務にしろ何にしろ。行くのは行く…まぁ私は絶対行きたくないけど。潜入捜査でも絶対行きたくない…)


改めてそんなところで働いてたまるか、と心に誓った。


「じゃ、私はこれで。ころんさんありがとうございました」

「いえいえ〜、今度ゲーム一緒にやろ」

「さとみさんに教わっておきます。」


え“と少し顔が青ざめた気がしたが、きっと気のせいだろう。

そうだ、気のせいだ。


(ゲーム…随分と娯楽がお好きな方で。色々な人がいるんだ、此処には。)



部屋に戻ると、さとみはもう着替え終わっていた。

(めちゃくちゃラフな格好…何もないのか、今日。)


「おかえりー」

「ただいまです、

あ、今日のお昼過ぎから莉犬さんと服買いに行くことになった」

「おー、よかったじゃん。じゃあ、午前中か…。

着替えて朝ご飯食べたら、なーくんとこ行くから覚えといて。」

「わかりましたー」

脱衣所で着替える。

着替えているところを男の人に見せるのはいかがなものかと、流石にAは思った。


貸して貰った服を広げると、白地に黒の膝上くらいまでの長いTシャツと、黒のスキニーだった。



(…うん、良い趣味。センスある人。安心安心。)

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aruya100(プロフ) - なりちゃさん» ご覧いただきありがとうございます!マフィア系大好きすぎてちょっと力入っちゃってます。自分でも読み返してて日本語かこれは、、ってなったりもしてますw一回で理解してもらえる文章を書きますね^^;応援ありがとうございます!頑張って更新しますー!! (2021年8月11日 20時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
なりちゃ - まだ途中までしか読んでいないですが、感想を一言で言うと、『めっちゃ難しいけど、クソ面白い!!!』です! けど、何回か読んでいくうちに内容が分かってくるので、最高です! 作者さんのペースでいいので、無理をせずに投稿、頑張って下さい!!! (2021年8月10日 20時) (レス) id: de67f5a85d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:aruya100 | 作成日時:2020年8月16日 17時

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