闇に落ちたカイラ ページ20
「…カイラまで…そんな…」
ナ「舞!」
「嫌な予感がして先に帰ってきたの。途中で裏切られたって思ってるだろうから、私に対しても恨みを爆発させると、思う…」
不安になりながらも少し呆れながら言った。
オ「何をしておる!結界の中に入らんかね!」
「…うるさい。」
私はオババさんの言うことをろくに聞かずにカイラに向かって飛んで行った。
「っ!力凄っ…お前にこんな大きな力がっ…」
すごい力で剣を振ってくる。
このままでは持たない…エンマ!
エ「呼んだか。」
こいつの脳裏に呼びかけたし。
どこから現れたのかエンマが、カイラを吹っ飛ばして体制を整えていた私の隣に並ぶ。
「…うん。あとは任せた。」
エ「あぁ…カイラ!」
カ「エェンマァァァ!マァァイィィィ!」
「なんで私も⁈うわっ!」
まともに食らいかけた。
エ「早く戻れ!」
「うん。」
私はシュタッと音を立てて地上に降りた。
「はぁ…」
このまま引き下がりたくはない。
「ふぅ。行くか…あ…これ全部置いて行こう。」
私は刀入れを外して、刀入れに刀を入れた後、トウマに手渡した。
ト「え?なんで僕に?」
「トウマにじゃない…義経に、だよ。トウマは、これ。」
私はトウマにもらったブレスレッドを渡した。すごく大事に使っていたため、非常に綺麗な状態だ。
ト「ねぇ、なんで?どうして…?」
なにかを察したのか悲しそうに聞いてくる。
「…だいたいわかってるんじゃないかな?
私は最近意識を失うことが多くなったでしょ?それは私の妖力が低下している証拠。私は人間であり妖怪。
人間は食べた物をエネルギーに変えて生きてる。でも私は妖力をエネルギーにして生きてる。さっき言ってた能力ももう使いにくくなって来てる。」
舞以外の一同「?!」
ナ「ってことはまさか…」
「察しの通りだと思う。私のこの体にガタが来始めたんだ。もう直ぐ崩壊するよ。」
アヤ「そんなっ⁈」
私は優しく笑って安心させるような声で言った。
「死ぬまで戦う。約束する。ね?頑張ろうよ。この世界を救うんでしょ?」
アキ「…そうだな。今は目の前の敵に立ち向かおう。なぁ舞、その体はいつまで持ちそうなんだ?」
「そうだなぁ…」
時間。最後にできること。→←戦う姿。そしてケツイしたココロ。
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名無しのダレカ - aruya100さん» イェーイ。( ・∇・) (2020年4月28日 6時) (レス) id: d12ec1160d (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - 名無しのダレカさん» ココロキレイキレイε=ε=ε=( /・・)/イエーイ(よかったですねw純粋になれるのはいいことですw) (2020年4月24日 22時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
名無しのダレカ - aruya100さん» いつどこで見ても(家でしか見ないけど)泣くんだよなぁ、慣れないんだよなぁ。でも純粋な気持ちに戻れるんだよなぁ… (2020年4月24日 17時) (レス) id: 6bf8819783 (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - 名無しのダレカさん» なんと……!!!純粋なお気持ちにお戻りになられましたか…?!よかったです(゚∀゚) (2020年4月19日 1時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
名無しのダレカ - aruya100さん» 追伸:この作品のその後。を見て泣いたときだけ、純粋な自分に戻れるので… (2020年4月18日 18時) (レス) id: 6bf8819783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:aruya100 x他1人 | 作成日時:2019年4月5日 0時