無気力彼氏 国見君

無気力彼氏の彼女へ想い ページ5

国見sied


「で、これがこうで.....」


授業中。
外で、体育をしているAの姿を見ながら、いつもこう思う。


俺の彼女のAは....


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とても可愛い....


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正直に言えば、一目惚れに近いのだと俺は思う。

けど、それ以上にAはそこら辺の女子よりも性格もいいし、
なにより、側にいて俺は安心できる。

Aとの出会いを、俺は運命なのかと思っていいほど、
俺はAを大切にしたいと、いつも思っている。




金「国見。ちゃんと、Aに好きって気持ちを伝えろよ！」




いつも、口癖みたいに金田一にそう言われる。
でも、生真面目なこいつだから俺の為に言ってるのはわかってる。

けど、俺は素直にその思いを告げる事ができないのだ。


だって、可愛いAを目の前にして、言えると思うか？


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国「A... 可愛いな。好きだ....」

貴「うん。私も.....」



・・・・・・・・・


・・・・・・・



.



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言えない。


言ってる自分が恥ずかしい


それに、そう言われたAを目の前にしたら....




.





俺はAを絶対に襲う←




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こんな俺を見たAは、きっと嫌われるだろう。


きっと、Aの中では俺をクールで愛想がない人だって思ってるだろう。

けど、それでも俺を好きでいてくれるって、わかるから....



俺は、Aに甘えてるのだと思う。



あんな告白で、俺と付き合ってくれたAに感謝をしたい。
それに、Aの進路を変えてしまったからこそ....


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俺は、Aを大切にしたい....


だから.....



キーコーカーコン〜.....



国「A！」

貴「あ、英〜！」



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ポッイ！！


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国「.....お疲れさま」

貴「.....うん！ありがとう」



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その、塩キャラメルみたいな....


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塩っぱくて、甘い.....




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そんな愛し方しかできない俺を、許してほしい...

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