第四十八話 赤司side ページ9
あ「あ〜か〜し〜君!」
赤「うん…?どうした…A…?」
あ「赤司君が部活来ないから、呼びに来たの!」
今は放課後。僕はいつの間にか、うたた寝をしていたようだ。
あ「まだ眠い?いいんだよ、寝てて。見なかったことにするからさ。」
赤「気持ちは嬉しいが、僕は主将だぞ。そんなことしていられないからな。ありがとう、起こしに来てくれて。」
「いえいえ。マネージャーの仕事ですから!」と彼女は言って、胸をはった。でも、さっきの「見なかったことにする」という発言はマネージャーとしてどうなのだろう?
たぶん彼女なりの優しさだと思うけどね。
あ「赤司君がうたた寝なんて、めずらしいね。疲れているの?」
赤「いや。少し考え事を…ね。」
あ「考え事かー。私も一緒に考えてあげよう!う〜ん…う〜ん…。私は今何を考えているのだろう…?」
彼女は頭を抱えて、精一杯何かを考えていた。何を考えているのかは知らないけど。
僕の考え事というのは、君のことだよ。四六時中考えていて、夜も眠れないんだ。
君がダイスキなんだ。アイシテイル。君を閉じ込めたいくらい。…ハッ!ダメだ。こんな事考えてたら。
僕は口元を抑えた。だって、こんな事を考えていると、顔がにやけてしまうから。
彼女を僕のモノにしたら、どんなにステキだろうか?ダメだ。気持ちが抑えられない。
あぁ…今なら彼女と僕だけのこの廊下で、気絶くらいはさせられるかもしれない。
この手で、やっとAが僕のモノに…!ウレシイ!ウレシイ!ウレシイ…!!
僕は静かにAに近づく。彼女は気が付いていない。前を向きながら、話をしている。
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文スト黒バス東リベ推し - ヤンデレ要素がだったの一部wwwwwwwwwwwww (2022年5月3日 17時) (レス) @page36 id: 89b4ed43fb (このIDを非表示/違反報告)
悠狸(プロフ) - テンション高尾さん» ありがとうございます!!こんな昔の作品を面白いと言ってくれて嬉しいです!! (2015年7月27日 23時) (レス) id: 74c6543f9f (このIDを非表示/違反報告)
テンション高尾(プロフ) - 全部読みました!! とても面白かったですこれからも更新頑張ってください\(^∀^) (2015年7月27日 14時) (レス) id: 67e3d2b0d2 (このIDを非表示/違反報告)
悠狸(プロフ) - *藍*(鏡音レン君応援団団長)さん» なぜかトイレですwwwコメントありがとうございます!! (2015年5月16日 20時) (レス) id: 74c6543f9f (このIDを非表示/違反報告)
*藍*(鏡音レン君応援団団長)(プロフ) - wwwwトイレwwwwwwww (2015年5月16日 11時) (レス) id: 3e94992cf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:東梓(あずまあずさ) | 作者ホームページ:http
作成日時:2015年3月28日 23時