第六十五話 ページ26
あ「うわー…!!大きいなぁ…。」
ここは赤司君の家の前。私はここに遊びに来たのだが…予想以上に、デカい。
赤司君って、こんなにお金持ちだったの!?知らなかった…。
私は恐る恐る、インターホンを押す。
すると、家の門が勝手に開き始めた。
通ってもいい合図なのかな…?まあ、いいや。入ろう。
広すぎる中庭を抜けて、玄関の前までやってきた。
大きな二枚扉を、両手で開けるとすごいとしか言いようがない、家の中だった。
ホコリは一つも落ちていないし、高そうなツボに、どこかで見たことあるような絵画。普通の家で育ってきた私には考えられないことだった。
赤「来たのか、A。」
あ「赤司君!皆もいる!!」
皆を待たせちゃったかな…?
あ「遅れてごめんね。あと、こんなお屋敷に招待してくれてありがとう、赤司君!」
赤「いや、いいんだよ。喜んでくれて、僕も嬉しいよ。」
赤司君がクスリと笑った。
あ「…じゃあ、皆で何する?ババ抜き?七並べ?大富豪?」
青「全部トランプじゃねえか!!」
黒「僕はババ抜きがいいです。」
皆でトランプを盛大に楽しんだ。
久々に、こんなに大人数でトランプするなぁ…。
気が付くと、夜の6時になっていた。私は、慌てて帰る準備をした。
すると、黄瀬君が私の腕を掴んできた。
黄「まだ遊ぼうっス、Aっち!」
あ「えっ…でも、私帰らなきゃ…。」
赤「Aは今は家で一人だろう?女の子が家で一人は危ないから、ここに泊まっていけ。明日は休日だからな。」
それもそうだな…。赤司君がいいと言うなら、ここに泊まってもいいかな?
あ「…そうだね!なら、今日は泊まらせてもらうよ。」
なら、もっと遊べるぞ〜!!
人の家に泊まるなんて、小学校以来だな〜。
でも、なんでだろう…?楽しみのはずなのに…
.
.
.
なぜか、嫌な予感がする。
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文スト黒バス東リベ推し - ヤンデレ要素がだったの一部wwwwwwwwwwwww (2022年5月3日 17時) (レス) @page36 id: 89b4ed43fb (このIDを非表示/違反報告)
悠狸(プロフ) - テンション高尾さん» ありがとうございます!!こんな昔の作品を面白いと言ってくれて嬉しいです!! (2015年7月27日 23時) (レス) id: 74c6543f9f (このIDを非表示/違反報告)
テンション高尾(プロフ) - 全部読みました!! とても面白かったですこれからも更新頑張ってください\(^∀^) (2015年7月27日 14時) (レス) id: 67e3d2b0d2 (このIDを非表示/違反報告)
悠狸(プロフ) - *藍*(鏡音レン君応援団団長)さん» なぜかトイレですwwwコメントありがとうございます!! (2015年5月16日 20時) (レス) id: 74c6543f9f (このIDを非表示/違反報告)
*藍*(鏡音レン君応援団団長)(プロフ) - wwwwトイレwwwwwwww (2015年5月16日 11時) (レス) id: 3e94992cf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:東梓(あずまあずさ) | 作者ホームページ:http
作成日時:2015年3月28日 23時