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ut「なぁA！この間な！あずさちゃんが鬱くんって呼んでくれたんよ！？凄ない！？」
『おっ、それは1歩進んだね〜』
放課後日直の私が日誌を書いているととても慌てた様子で鬱が入ってきたと思えばまたあずさちゃんの話か
ut「一歩ずつ、確実に進んでるぞ…」
まぁあずさちゃん関連じゃなければ鬱が来ることなんてないけどね
『その調子なら交換余裕そうだね』
さっさと交換ぐらいしろ！
ut「交換って言ってもふりふりかQRコードやん？どっちがいいと思いますか先生」
『最近のQRコードは有能だからふりふりの方が長く話せると思いますよ？』
ut「最近のQRコードは有能やね。じゃあふりふりにするわ！」
そう言って鬱はカバンを持ち、教室を出ていった
本当にそれだけだったのか……
ちょっとは私に会いに来たのかなって期待したけど、期待するだけ無駄だったみたいだな
私もそろそろ日誌描き終わったし、早く帰ろ
私は日誌を教卓へ置いて廊下に出ると、帰ったはずの鬱がこちらに向かって走ってくる姿が見えた
ut「そういえばな、Aに…渡したいもんがあって……」
私に！？やばい家宝にして孫の孫の代まで継がなきゃ……！
ut「これ、Aに似合うと思って。いつもAには助けて貰ってるし、そのお礼としてな」
鬱は私の手のひらの上に青いビーズのようなブレスレットを置くとじゃ、と言ってまた走り出してしまった
私はその場に座り込んでしまい、5分ぐらい経った今でも顔の熱が取れる気がしない
言いたいことだけ行って帰るとかずる過ぎんだろ！
するとバァン！という大きな音と共に背中に激痛が走った
『っ！いった！誰！？』
「あ、ごめん。そんなに強かったか？」
心配する言葉の中に悪戯心が混じっているのは1人しかいない
振り返るとギザギザの歯を見せながら笑ってくるゾムくんがいた
zm「てかAちゃんなんでここおるん？」
『いやーあ、足を？くじいちゃって痛いなーって』
私はその場をすぐ離れたかったが、あいにく腕を取られてしまった
zm「足が痛いんなら俺が保健室まで送ったるで！」
ゾムくんは俺に任せろ！と言わんばかりの背中を私に向けてきた
『あ、あれー？なんか全然痛くないなー！じゃあまたね！』
私はすぐ様走り出し、昇降口を出る
あんなところ誰かに見られてたら絶対誤解されるに決まってんだろ！
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ゆうくん(プロフ) - アルみかんさん» いえいえー！読んでてめっちゃ好きだなってなりました！これからも頑張ってください！ (2020年10月24日 22時) (
レス) id: 891a01bcc7 (このIDを非表示/違反報告)
アルみかん(プロフ) - ゆうくんさん» ご指摘ありがとうございます！最初の方は全く考えていなかったので気づけて良かったです！ (2020年10月24日 21時) (レス) id: 3b84e69a91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうくん(プロフ) - 細かいことですみません、ピくんの表記はsyoではなくshpですよ (2020年10月24日 21時) (レス) id: 891a01bcc7 (このIDを非表示/違反報告)
アルみかん(プロフ) - べーたさん» 名前、住所、年齢、身長、体重覚えましたy((((ありがとうございます！！！ (2020年8月5日 16時) (レス) id: 3b84e69a91 (このIDを非表示/違反報告)
べーた(プロフ) - tn氏カラーおめです！因みにとどめ(百票目)をさしたのは僕です^^ (2020年8月5日 15時) (レス) id: 42afe91317 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルみかん | 作成日時：2020年4月7日 15時
