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〜貴方side〜
「あら？」
『ッ！！』
何やら不思議そうに私を見つめるお妙ちゃん。
ば、バレた…？！メイクしてもらったんだけど…
「Aさんに似てるわ…」
あれ、気付かれてない…
というより、皆には言ってないのか…
狂死郎さん、ありがとうございます…
狂四郎さんに、感謝の気持ちで一杯になった。
『は、初めまして、天と申します。私に似たご友人の方がいらっしゃるのですか？』
「ええ、そうなんです。女性なんですけど、とても素敵な方で、凄く尊敬してるんです。今日も一緒に来ようと思ったんですけど、生憎留守で…」
結果的に一緒になっちゃったけど…
お妙ちゃんの言葉で、心が温かくなった。
「本日は、私と天さんがお相手します。」
『宜しくお願いします。』
そして席に移動し、自己紹介をした。
全員知ってるんだけどね...
その後、女性陣からの質問責めが始まった。
「天は、料理出来ない女でも文句言わないアルか？」
『勿論。それが自分の愛する方なら、尚更です。』
「天、性格までイケメンネ！！」
今度、料理教えに行こうかな。
「天さんは、お幾つなんですか？」
『20代前半、とだけ。』
「お若いんですね！」
細かく言うとバレそうだから、大雑把に。
「貴方はS？それともM？」
『強いて言うなら、Sですかね？』
「その笑み、興奮するじゃないのォォォ！！」
あやめちゃんがMなのは知ってるから、ここはSって言っておいた方が良いよね。
「主、吉原に来んか。女装もいけそうじゃ。」
『そ、それはご勘弁を…』
月詠さん、素の私もお断りします…
これで勧誘されたの10回目なんだけど…
「天殿は触れても大丈夫だ…何故だ？」
『な、何故でしょう…』
九ちゃん、それは私が女だからだよ…
スキンシップ代わりの質問が終わり、本格的に飲み始めた。
「ほんっと、私の周りはロクな男がいないわッ！！今日もあのゴリラにストーカーされて、大変だったんだからッ！！」
「ホントアル！誰も私の魅力に気付かないネ！！ホント馬鹿な男にしかいないアル！！」
「ちょっと！！私とAさんの銀さんまでそんな扱いしないでくれる？！銀さんは、貴方達に興味が無いだけで、私とAさんにゾッコンなのよッ！！」
「おーい、酒が足りねェぞォー！」
「………」
これ、大丈夫？！
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アルナ(プロフ) - 白桜姫さん» こちらにもコメントありがとうございます。なるべく早く更新出来る様に善処します！ (2018年11月30日 18時) (
レス) id: 75328b6a43 (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 続き楽しみに待ってます。 (2018年11月13日 1時) (レス) id: 6519ad1531 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルナ | 作成日時：2018年5月12日 19時
