先生、ホストやるってよ。 ページ5
〜貴方side〜
いつもはあまり鳴らないインターホンが鳴り、急いで玄関に向かった。
「はーい、お待たせしました。」
「こんにちは、天川さん。」
「え、狂死郎さん?!」
な、何でかぶき町NO.1ホストの狂死郎さんが、私の家に…!
確かに、何度か面識はあるけども…
…何か、悪寒が...
畏れ多くも自宅へ招き入れ、震えながらお茶を淹れ、震えた声で尋ねた。
「それで、今日はどうされたんですか?」
「実は、天川さんにお願いがありまして...」
「お、お願い...?」
「今日一日、我々と一緒に、ホストをやって頂けませんか?」
え、今何て?
"ホスト"をやって欲しいって?私に?
「はい?!私が?!何でまた…」
「実は、ホストの大半が一斉に風邪を引いてしまったんです...そこで、適任の方は誰かと試行錯誤した結果、天川さんの元を訪ねてきた、という訳です。」
何というミラクル…キャバ嬢の次はホスト...
「で、でも、ホストなんて…」
「大丈夫です、私が一から教えてますから。だから、お願いできませんか?」
流石にここまで言われちゃ断れないな…
そこまで困っているなら力になりたい。
その一心だった。
「上手く出来るか分かりませんが、お役に立てるなら、是非やらせて下さい。」
「ありがとうございます!それでは、早速高天原に向かいましょう!」
「は、はい!よろしくお願いします!」
…あ、普通に了承しちゃったけど、
私、女じゃん。
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アルナ(プロフ) - 白桜姫さん» こちらにもコメントありがとうございます。なるべく早く更新出来る様に善処します! (2018年11月30日 18時) (レス) id: 75328b6a43 (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 続き楽しみに待ってます。 (2018年11月13日 1時) (レス) id: 6519ad1531 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アルナ | 作成日時:2018年5月12日 19時