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ページ28

〜銀時side〜


そうこうしているうちに、玄関の先から2人の影が目に入った。


「こんにちは、天川です。」


Aの声が聞こえ、部屋から大声を出す。


「お、おう!入ってくれ!」


そう告げたと同時に、心臓が激しく鳴った。
今更緊張がこみ上げて来た。

ヤバイ…なんか訳分かんなくなってきた...

俺何でアプローチなんて危ない綱渡りしようとしたんだっけ?

俺何でスーツ着てんだっけ?
何で花束持ってんだっけ?何で髪整えてんだっけ?

そんな事を考えてる間に、2人は既に俺らの居る部屋に来ていた。


『え?』


ゴリラも俺と同じ状態だったのか、ばっちりハモった。


「ぎ、銀さん…その格好は一体…」

「こ、近藤さんまで…」


もうやけくそになり、目で合図を送り、作戦を決行した!


「Aッ!!」

「は、はい」

「澪さんッ!!」

「え?!は、はい!」


『これからも!俺の傍にいて下さいッ!!』


そう言いながら、互いに花束を差し出した。

澪の方は、予想通りの反応で、近藤の方も満更でも無さそうだ。

だから驚いた。
俺のお相手の方も、同じ反応だと思っていた。

だが、見えたのは赤い顔ではなく、"笑った顔"だった。


「お前…何で笑ってんだよッ!!」

「笑っているんじゃなくて、微笑んでるんですよ。」

「いや笑い堪えてるのバレバレだからな!!」


ごめんなさいと言い切る前に、限界が来たのか爆笑し始めた。


「ご、ごめんなさい…柄にも無くこんな事してるのが…可笑しくて…ふふっ」

「お前…人の努力を…!!」


怒り…というより、恥ずかしさが込み上げて来た。
今更になって、何であんな作戦を考えたのか、自分が正気じゃなかったとしか思えない。


「でも、嬉しかったですよ。いつもしない様な事をしてくれて。」

「わ、私も嬉しかったです。近藤さん、ありがとうございました!」


その言葉が嬉しくて、言葉よりも先に、身体が動いていた。


「え、銀さん?!澪ちゃん達の前で!」

「お前…ほんとズリぃ...」



「こ、こ、近藤さん?!」

「し、暫く…このままで…」



A、ありがとな(大好きだ)





クロスオーバー回、如何(いかが)だったでしょうか!
個人的には、書いてて超楽しかったです!

最近更新出来ずに申し訳ありません...何故か忙しくて...

時間のある時にちょくちょく書いていきたいと思うので、これからも宜しくお願いします!

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設定タグ:銀魂 , 番外篇   
作品ジャンル:アニメ
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アルナ(プロフ) - 白桜姫さん» こちらにもコメントありがとうございます。なるべく早く更新出来る様に善処します! (2018年11月30日 18時) (レス) id: 75328b6a43 (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 続き楽しみに待ってます。 (2018年11月13日 1時) (レス) id: 6519ad1531 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アルナ | 作成日時:2018年5月12日 19時

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