平等 ページ3
〜No side〜
次の島を目指して航海中の麦わらの一味。
一味の航海士であるナミは、一向に指針が定まらない
「んー...どうしようかしら...」
もし進む道を間違えば、危険度の高い島を通っていかねばならない。
だからこそ、しっかり指針が定まっている方角に行く必要があるのだが、一向に定まる気配さえないのだ。
「ナミーー！！何か見えるぞーー！！」
「え？！本当？！」
船長の声に驚き、ルフィのいる所まで行って改めて見ると、確かに島らしきものが見えた。
ナミとルフィが見ていると、一味達が続々と現れ口々に言う。
「次の島ですか…何だか心臓がドキドキしちゃいますね〜！あ、私心臓ないんですけど。ヨホホホホ！！」
「丁度良かった、そろそろ食糧が底尽きちまうところだったんだ。」
「ふふっ、楽しみね。あら、あの島…」
「ロビン、知ってるの？」
何か知っている様子のロビンに、ナミが詳しく問う。
「ええ、あの島は"エタニティシビリアン"。平等と平和であることを第一としている島よ。あの島に入った者は、縦え海賊でも住民となる。つまり、海軍も手出しは出来ない。」
全員がへーという顔をしている中、ロビンはにこにことしていた。
いかにもロビンはあの島に興味があるようだったし、海賊でも安全な島らしいし、寄らない選択肢はないと判断したナミは、このまま島に上陸することを改めて宣言した。
わくわくしながら着くのを待つ一行。
楽しみ過ぎてはしゃぐ船長達を尻目に、女性陣2人は、着いてからの予定で会話に花を咲かせていた。
何とも微笑ましい画だが、腹が減っては戦はできぬ。
料理人サンジのブレックファーストのコールが船に響く。
ルフィ達が一目散に目指す中、女性陣はゆっくりと向かう。
朝食を済ませてから数時間後、島に到着した。
全員で島に行くわけには行かなかったので、最初の3時間は下見ということで、取り敢えず3人だけ上陸することになった。
その3人は…
「いい？ルフィ、絶対に1人にならないでね！分かった？！」
「分かったよ！んじゃ行くぞ！ナミ、ブルック！」
「ヨホホホホ、エタニティシビリアン…楽しみですねぇ。」
ナミとブルックは突っ走っていくルフィの後を追うように、島へと足を踏み入れた。
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アルナ(プロフ) - 五月さん» コメントありがとうございます！あらら、夢主ちゃん強しですね…文才だなんて、嬉しいお言葉ありがとうございます…！ (2020年10月21日 22時) (
レス) id: 7b1df57a60 (このIDを非表示/違反報告)
アルナ(プロフ) - チリーノさん» コメントありがとうございます！キュンキュンできるよう頑張ってます！笑 当初は出す予定のなかったキャラなので、評価頂けて嬉しい限りです…！ (2020年10月21日 21時) (レス) id: 7b1df57a60 (このIDを非表示/違反報告)
五月 - サンジ目的で見ていた筈なのに、いつの間にか夢主ちゃんが見たくて来てる...アルナさんの文才からなせる業ですね!(^^)! (2020年10月21日 7時) (レス) id: e42a882344 (このIDを非表示/違反報告)
チリーノ - もうキュンキュンしっぱなし!!!ヴァルドくんカッコイイ〜(//∇//) (2020年10月19日 21時) (レス) id: c3fee6268f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルナ | 作成日時：2020年9月14日 15時
