佐疫＊夏祭り(1) ページ25
｢うん、とっても可愛いわ、赫坂ちゃん｣
｢キリカさん、ありがとうございます｣
｢赫坂さん、よくお似合いです。｣
二口『ふん、馬子にも衣装だな』
｢あっ、、すみません…｣
｢あやこさんも、浴衣の着付けありがとうございます。行ってきます！｣
今日は獄都で開催される夏祭り。
彼氏の佐疫と行くことになった。まぁ正確には2人きりではなくみんなもいるのだが。肋角さんと災藤さんは別件があるらしい。めちゃくちゃお小遣いを持たせてくれた。
せっかくだから、雰囲気を出すために時間をずらして待ち合わせしようということになった。
あやこさんに浴衣を着付けてもらって、キリカさんにヘアセットをしてもらった。センスが良すぎる
佐｢あ！赫坂！こっちこっち！｣
｢佐疫！みんな！｣
佐｢浴衣、すごく可愛い｣
｢えへへ、ありがとう、あやこさんに着付けてもらったんだ｣
平｢おー！赫坂だー！！あれだ！俺これなんて言うか知ってる！牛にもイショーってやつだ！｣
田｢馬子にも衣装だろ｣
斬｢よく似合っている｣
谷｢男とは違って動きにくそうだな｣
｢そーでもないよ｣
木｢わー、めちゃくちゃ可愛いじゃん、こんな可愛い子と手とか繋いで隣歩きたいなぁ｣
佐｢はは、木舌もう酔ってるなんて。酔い、覚ましてあげようか？｣
木｢ごめんごめん、冗談だよ｣
木｢じゃあ俺らは適当に見て回るからまた後で合流しよう。楽しんできて｣
平｢うおー！！食い物全制覇するぞー！！｣
谷｢待て平腹！！！一人で行くな！！｣
田｢…だりぃ、もう帰っていいか｣
谷｢お前は何しに来たんだ！！｣
斬｢じゃあ佐疫、赫坂、また後でな｣
佐｢うん、また後で連絡するよ
さ、行こうか、A｣
｢…！うん！｣
下の名前で呼ばれ、差し出された佐疫の手を繋ぎ、屋台を回り始めた。
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作者名：ある人 | 作成日時：2021年1月15日 0時
