田噛*ハンモック(1) ページ15
この話は、夢主さんの過去(シリアス)が入っています。
ヒロイン固定ですが、過去だけ変わってます(?)
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「ほんと、どこいった…」
昼食の用意が出来たため彼氏である田噛を呼びに行ったのだが、全く見つからなかったため、色んな所を探していた。
田噛の部屋、図書室、音楽室、鍛錬場……
靴はあったから館内にはいると思って探していたのだがどこにも居なかった
あと探してないとこといえば庭くらいだ
「……いた」
庭に出てみて探してみると、ハンモックに揺られて眠っている田噛がいた。
「おーい、田噛ー」
「…あ?」
「あ?じゃないよ、お昼ご飯だよ」
「あー……あぁ。」
「ほら、早く起きて」
渋々と不機嫌そうに起き上がる田噛
「それにしても、気持ちよく寝てたね」
「まーな、天気いいし、あそこ日陰でいい感じに木漏れ日が差してるし…今日は絶好の昼寝日和ってとこだな」
くぁ、と欠伸をしてそう語る田噛
「にしても、あんなところにハンモックなんてあったんだね」
「あー、赫坂は最近来たから知らねぇのか、俺が取り付けた」
「面倒くさがりの田噛が自分でつけるなんて」
「余計なお世話だ」
「ねぇ、私もあそこで寝ていい?」
「俺がいない時な」
「彼女なのにいつでもはダメなのね」
「俺のもんだ」
「子供か」
そんな会話をしながら、食堂に向かって昼食をとった
別の日
今日は田噛がいない。
天気もいいし、非番だしやることもない。
この前田噛が乗ってたハンモックでお昼寝でもしよう
ゆら………
結構揺れる。でも記憶はないけどなんとなく乗ったことある気がする
寝転がってみる。
あ、確かにこれいいかも。気温も丁度いい。
最近寝不足気味だし、これならすぐに眠れそ………
私の意識はそこで落ちた。
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作者名:ある人 | 作成日時:2021年1月15日 0時