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山道は勿論険しい
歩くのも辛いし、その上人をおぶっているのだ、そりゃ疲れるなと今思った。

けれど私は上に上にと上がった。
やっと小屋が見えた時、安心した。
やっとだ、やっと見つけた。

小一時間はさ迷っていたため、かなり負担が強かった。

「教主様、見つけましたよ!小屋です…!教主様もお疲れでしょうし、小屋に1度入って休憩致しましょう!」

私は明るい声でそう言った
わかっている。彼はとても複雑で、悲しみに溢れている事、目の痛みがまだ収まらず冷静に慣れていない事は。自然と

「……すまない、君にこんな事をさせてしまって…」

「良いのです、教主様…私が勝手にしただけですから…」

小屋に入り、私はそう言った。
彼を椅子に座らせる。ちゃんとここの整理をしていて良かった。

食料などはまだ無事なのを確認して、蝋燭に火を灯す。

暫く調べ物をしていると水がないことに気がついた。

すると、彼はこういった。

「…君は何故、俺を助けたんだ?」

「……教主様…水がないようなので私、水を汲みに行ってきます。教主様はここで休んでてください」
彼の言葉を無視し、そう言った。
少し無理をしてしまっただろうか?私はもう体力などは殆ど残っていない、けれど今その質問に答えるのは後にした方が、きっと楽になる。そう考えた。

彼は何かを発していたように聞こえたが、私はそれをまた無視し、水を汲みに行った。

「…ごめんなさい、教主様」

持っていた十字架を、いつもより強く握った。

________

作者の一息コーナー(イラストコーナー)
________


赤髪の教主の姿です(教主っぽく描いてるとは言ってない)↓




こちらがアルガディアンです。元々髪の毛長かったですが、短くなりました。因みに十字架持ってないですね笑↓






どちらも自作です。
次回はアルガディアンと教主の設定でも話します。ではまた

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魅力に気づいたとか言いながら再び最俺民になった僕(プロフ) - 緑茶餅さん» 僕もです!ありがとうございました! (2018年7月7日 22時) (レス) id: e145b0bf95 (このIDを非表示/違反報告)
緑茶餅(プロフ) - 魅力に気づいたとか言いながら再び最俺民になった僕さん» んふふ笑 けどこんな話は初めてなのでとても嬉しかったです!またお話出来たらしましょうね〜!ノシ (2018年7月7日 22時) (レス) id: ae3c96644c (このIDを非表示/違反報告)
魅力に気づいたとか言いながら再び最俺民になった僕(プロフ) - 緑茶餅さん» おぉ…!同じ人が…!! (2018年7月7日 11時) (レス) id: e145b0bf95 (このIDを非表示/違反報告)
緑茶餅(プロフ) - 魅力に気づいたとか言いながら再び最俺民になった僕さん» コメント感謝です!確かにそうですね...!不思議です...でもそういう夢見るの結構好きですし、それを小説のネタなどにして活用させてもらってます...夢はネタが詰まってる...(いえいえ!お気になさらず!コメント嬉しいです!こちらも変な事言って申し訳ない) (2018年7月7日 10時) (レス) id: ae3c96644c (このIDを非表示/違反報告)
魅力に気づいたとか言いながら再び最俺民になった僕(プロフ) - なんかたま〜に、夢を覚えているときってありませんか?不思議ですよね、自分に関係のない夢を覚えて思い出すって(謎ですなごめんなちゃい←) (2018年7月7日 7時) (レス) id: e145b0bf95 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:緑茶餅 | 作成日時:2018年7月5日 0時

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