スパイな私は裏切ります！！ (ページ7)

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恐怖！戦慄の鬼ごっこページ7

私はお風呂から上がり真っ白なワイシャツに灰色の膝たけスカートをはいていた。

髪はいつも通りポニーテール！！

これがパジャマかって？

そんなわけない。こんな服では眠れない！

トコトコトコ

『あれ？・・・・ここ・・どこ？』

私は、お風呂場から宿舎に向かって真っ直ぐ歩いてきたつもりだ( ・`д・´)

１人で真っ暗な廊下を歩き続ける。

『お化けとか出てこないよね・・・』

１人で怯えながら宿舎があるであろう方角に向かって歩いていると、

カツカツカツカツ足音が聞こえた。

私は恐ろしくなり足を早めた。

すると、後ろから聞こえる足音もだんだん早くなってきた。

『あぁ神様。どうか私をお助けください。』

後ろから話し声が聞こえてきた。２人か？

何を話しているのだろう？

もしかして、秘密がみんなに知れて私を捕らえに来た、、、、？

でも、そんなヘマしてない気が、

それより、声がどんどん近くなってる！？

ヤバいヤバいヤバい！！！

落ち着け私！深呼吸、深呼吸、深呼吸

ふぅー

「おい」

『ヽ(;ﾟ;Д;ﾟ;; )ｷｬｧｧｧ』

私は怖くなり走って逃げた。

このまま何処かへ隠れよう。

と言う考えは甘く追いかけてきた！！

足音からでも分かる。とても足が速い。

私は、普通より目がよかった。

廊下の曲がりも階段もぶつかったり転けたりせず走った。

ドックんドックんドックん

心臓の音が久しぶりに聞こえる。

恐怖と緊張が混ざって心臓がうるさい。

『えっ・・・行き止まり・・』

私はすぐに振り返り闇に紛れながら壁際を走った。

相手の横を走った途端、相手も追いかけてきた！

『いつまで・・走れば・・・いいのよ』

後ろからの圧がすごい。止まったら死にますよ～と脳が言っている。

誰か助けて～

サシャかな。きっとサシャだよ(思い込みたい

いや、足が早いからミカサかな？

うん。ミカサだ。(死ぬ覚悟ができた。

ドサッ

えっ！？私、今倒れたよ！？

私何にもつまずいてないのに？

て言うか倒れる前に背中に何か当たったよ！

それで、バランスを崩して前に倒れた・・・

ん？何か重い。背中に何か乗ってる？

横を向いてみると両サイドには腕がある。誰か私の上に乗って・・・・

背中が密着してて分かるけど、筋肉が凄い。てことは、ミカサ？

でも、ミカサでもこんなにゴツゴツしてなかった。

と、なると？